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【十日町】頑張る人を応援するセミナー(テーマ:「食」と「宿」)を開催しました
令和元年11月14日(木曜日)に、十日町ふれあいの宿 交流館で、「食」と「宿」をテーマに、基礎知識のない方を対象としたセミナーを開催しました。
「食」の提供や、「宿」の営業をこれから考え始めたいという方が気軽に参加できる入門セミナーとして企画しました。
募集定員15名は満席となりました。地域おこし協力隊が6名参加し、関心の高さが伺えました。
プログラム
第1部 「食」に関するお話
★加工事業の経験談
農家民宿サンベリー 尾池三佐子さん
・津南町のお母さんグループの加工事業の経験について、失敗談も含めてお話していただきました。
★食の法律と営業許可
十日町地域振興局健康福祉部 衛生環境課長 西脇由美子
・食の営業許可手続きの行政担当者が、法律の概要と手続きについて、分かりやすく解説しました。
第2部 「宿」に関するお話
★宿泊事業の経験談
十日町ふれあいの宿 交流館 大橋世史子さん
・古民家をリノベーションした宿泊施設を運営する女将から、開業からインバウンド対応までの苦労や楽しさについてお話していただきました。
★宿の法律と営業許可
十日町地域振興局健康福祉部 衛生環境課長 西脇由美子
・宿の営業許可手続きの行政担当者が、法律の概要と手続きについて、分かりやすく解説しました。
意見交換タイム
アンケート結果
Webアンケート結果では、回答者の9割超に満足していただけました。
もっとも役に立った内容は、実際の経験談と法令などの説明が役に立ったとの回答でした、また回答者全員が頑張ってみようという気持ちが高まったとの回答をいただきました。
地域において、「食」や「宿」に求められていることは何だと思いますか。との問いには。
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地産地消、受け入れる地域の人、受け入れるシステム作り。お客様と地域の人の個人個人の交流の深さ。
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お二方の話を聞いて食にも宿にも地方にはお客様とのふれあいが大事なのだと思いました。少し前に「お・も・て・な・し」が流行りましたが、人と人とのふれあいが無ければ、おもてなしも一方通行、気持ちが伝わらないままお客様の心に残らないと思います。美味しいものを食べ、素敵な景色を眺め、雰囲気の良い宿に泊まる観光だけなら一回行けば満足となりがちですが、人との交流ができれば、人に会いたくてリピートして来てくださる。大きな飲食店や宿が出来ないというのを地方の欠点ではなく、ふれあいが出来る小さな宿と飲食店が多いのは魅力になると思いました。
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綺麗なだけのものや所謂映えるものは一時の流行になりやすいので、ほっこり落ち着く美味しいものや場所を長く提供することかなと思います。それも一つの癒しの場所かなと。
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「地域の食へのこだわり=地域の特色」だと思います。宿で地域食材提供を積極的にに取り組む事が地域の発信とPRにつながると思います。
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高級料理や珍しいものでなく、地元で食べられているものを主軸に提供していった方が、旅行者への関心が高まるように感じました。
などの意見をいただき、地域で優位性を発揮できる食や宿のあり方を考えるきっかけとなりました。
詳しくは、集計結果をご覧ください。
頑張る人を応援するセミナー(テーマ:「食」と「宿」)Webアンケート(結果) [PDFファイル/207KB]
今回のセミナーでは、「セミナーのコンセプト」「入門的な内容」「行政担当者の解説」などについて高評価をいただきました、講師や参加者とのつながりができ、お互いにすぐ相談し合える雰囲気をつくりだす事が出来ました。今後も「頑張る人を応援する」セミナーを継続していきたいと考えています。
・地元の妻有新聞にセミナーの様子が掲載されました。
【妻有新聞】頑張る人を応援(11月23日号) [その他のファイル/922KB]
・セミナーのテキストが欲しい方は、下記担当までお問い合わせください。
十日町地域振興局健康福祉部
衛生環境課 電話:025-757-2707
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