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【十日町】越後妻有ファン拡大セミナー「あたらしい旅のかたち2~旅プロデューサーに聞く「人が旅に出る理由」~」を実施しました
十日町地域振興局では、地域の人口減少に対応するため、移住・定住に向けた各種取組を行っています。
令和2年(2020)年3月21日(土曜日)に津南町の旧三箇小学校で越後妻有ファン拡大セミナー「あたらしい旅のかたち2~旅プロデューサーに聞く「人が旅に出る理由」~」を開催しました。
ゲストスピーカーは、従来の観光地を巡る旅行とは異なる新しい旅を提案している旅のプロデューサー。
人が旅に出る理由とは何かを、実際の経験を踏まえてお話しいただきました。
会場となった元職員室です。そこかしこに小学校の面影が残っています。
第一部 廃校を改修した宿泊施設の紹介
三箇地区都会との交流を進める会の恩田稔さんから、説明を受けました。
第2部 ゲストの活動紹介
「お手伝いしながら知らない町へ旅に出よう!」
永岡 里菜さん (東京都在住) 株式会社おてつたび 代表取締役CEO
「人こそが地域最大のコンテンツ」
唐沢 雅広 さん (東京都在住) あうたび合同会社 代表
「旅の予期せぬ出会いは人生を変える」
西村 祐子さん (大阪府在住) ゲストハウスプレス 編集長
第3部 お茶のみトーク「人が旅に出る理由」
ゲスト3名に司会者と参加者も一緒に語り合いました。
司会進行は、津南町地域おこし協力隊の川村章子さん。
参加者からも旅bに関するコメントをいただき、双方向で活発な雰囲気にまりました。
アンケート結果
Q もっとも印象に残った人と内容をお聞かせください。
主な回答は、
- ゲスト3名様いずれのお話も印象に残りました。強いていうなら、永岡さんのお話で、20代の方々が移住に興味を持っているというのは希望が持てます。
- 永岡さん 仕事をしながら旅をするという新しい旅の話がとても新鮮でした。地元でもうまく活用できないか検討していきたいです。
- おてつたび 永岡さん お客様側も受け入れる側も利点がある、win-winの関係で成り立っていることが大変素晴らしいと思いました。継続可能な新しい形の旅のスタイルであり、沢山のヒントを頂きました。
- おてつたびの永岡さんの話 おてつたびは田舎を求める学生と人手不足の地域と双方に大きなメリットのある仕組みで感動!ただの旅ではなくて今後の人生や住む場所へも影響するような出会いが詰まっているんだろうな。。
- あうたび、唐沢さんのお話です。他のお二方のお話も大変興味深かったのですが、津南町にはまだお2人の事業を受け入れる体制が整っていないと思いました。まずは旅行という形で津南町を知っていただく、移住や働くと言った事を意識せずただ楽しんでもらい、津南の方と接していただく、また津南町の方が外部の方と関わってこれからを考える事が第一歩だと感じたからです。
ゲストスピーカーそれぞれの話に共感をもち、特におてつたび永岡さんのお話が印象に残った人が多かった。
Q ご意見・ご感想をお聞かせください。
主な回答は、
- 定住がゴールはまだまだ遠いので、ステップをもう少し緩めて定住しないけど、毎年必ず来る人を少しずつ増やすことから始めていきたい。また、地域との交流によって様々な関わりや情報や文化にも流動性をつけて地域の変化も進んでいく動きが少しずつ増えていければと思います。
- 今まで考えていた旅の概念が変わりました。一言で旅といっても目的や内容は人それぞれ多種多様で、どんな人にどのようなアプローチをしていくか今一度考えていく必要があるとかんじました。
- おてつたびの方がどのように受け入れ先とお話しされて進めているのかが今後を考えるために深掘りして伺いたいと思いました。パート3の開催をお待ちしております。
- 思っていたより、こうした事業に行政が関わっていく余地があることが分かって励みになった。
- 交流会が無かったのは残念だがとても勉強になりました。開催してくれてありがとうございました。
ゲストのビジネスモデルに関心があるほか、参集者の交流の場も求められていることがわかりました。
アンケート結果は、詳しくは下記よりご覧ください。
まとめ
今回のセミナーは「あたらしい旅のかたち」とのテーマで2回目の開催でしたが、参加された皆さんからは好意的な意見をいただきました。
今回、ゲストと地域住民との関係性を高めることができたことから、地域にメリットのある次の展開を模索したいと考えています。今後も、地域のニーズに合ったテーマを選び、セミナーやイベントを開催してきます。
主催:新潟県十日町地域振興局
共催:津南町、十日町市
妻有新聞(令和2年11月28日発行)に掲載されました。
妻有新聞(令和2年6月13日発行)に掲載されました。
※妻有新聞社の許諾を得て掲載しています。
十日町新聞(令和2年5月7日発行)に掲載されました。
※十日町新聞社の許諾を得て掲載しています。
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