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【十日町】地域づくり支援について
・新潟県では、県内各地域の主体的な地域づくりを後押しするため、「新潟県地域づくりサポートチーム」を通じて、地域が実現したいビジョンを形にする取組を支援しています。
・十日町地域振興局では、以下の地区において地域づくりの支援に取り組んでいます。
十日町市 六箇地区
・今年度は、花ハス栽培面積の拡大、先進地視察や市場出荷に取り組むほか、花ハスを活用したクラフトワークショップなどを開催し、地域内の交流促進を図りました。また、地域外との交流や受け入れも積極的に行い、関係人口を増やすための取り組みを行いました。
〇花ハス栽培面積拡大
・地域づくりサポートチームで三年間支援を続けたこともあり、六箇地区の住民が主体となって、花ハスを定植しました。
一つ一つ丁寧に植えています 米ぬかをまいています
今年度も農業振興部から指導を受けながら植えました。
〇花ハス先進地視察
・花ハスの収穫、出荷梱包作業について、長岡市の農家から具体的な方法を伺いました。
教えてもらった梱包を参考に、今年度初めて市場出荷を行いました。
〇花ハスを活用したクラフトワークショップ(リースづくり、和細工づくり)
・花ハスの取り組みをより多くの六箇地区住民に知ってもらうため、花ハスが咲き終わった後の蓮台を活用した交流イベントを初めて企画しました。
花ハスが咲き終わった後、乾燥した蓮台をリースの飾りに利用しました。
乾燥した蓮台に、きものの端切れを詰めて飾りにしました。十日町は着物の総合産地なので端切れの種類も豊富です。
〇古民家ゲストハウスやまねこで”おてつたび”参加者を受け入れ
・六箇地区と関係人口を創出することを目的に、“おてつたび”で六箇地区に来た方々とも交流を深めています。
・”おてつたび”とは、地域で求人を行っている農家や企業などと旅行者をつなぎ、旅行者が実際に現地で働きながら、観光に加えて受け入れ側の地域と交流できるサービスのことです。
ゲストハウスやまねこで住民と意見交換 六箇地区の素材(くず、さるなし、藤)を使ったリースづくり
〇デジタルハリウッド大学生を受け入れ
・六箇地区と関係人口を創出することを目的に、首都圏のデジタルハリウッド大学生を受け入れ、交流を深めています。3泊4日の合宿では、大学生たちの得意分野を活かした事業の提案がありました。次年度以降、事業化に向けて六箇地区と動き出しています。
除雪の説明を受けています 首都圏の大学生にとっては初めての除雪体験です
みんなで餅つき体験 羽根川荘で住民と意見交換
雪深い地域ですが当日は快晴でした 餅つきの仕方も教えてもらいました
首都圏の大学生を豪雪地の十日町市六箇地区で受け入れます! [PDFファイル/151KB]
(参考)R3年度までのサポートチーム事業の取り組み
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/tokamachi_kikaku/tokamachi-support.html
津南町 越後秋山郷地区
・本地区については、今年度から地域づくり支援を開始しています。集落アンケート調査、集落説明会、担い手懇談会などを行い、持続可能な地域の将来ビジョンなどを検討しています。
地区の紹介
・越後秋山郷地区は、5つの集落(逆巻、見倉・清水川原、結東、前倉、大赤沢)で構成されています。町の中心部から14kmほど離れた中津川沿いに集落が点在する中山間地域であり、令和4年7月末時点では98人が住んでいます。
・また、3つの温泉宿(川津屋、かたくりの宿、萌木の里)や、大地の芸術祭作品、結東の石垣田、見倉橋などの地域資源が点在する「秋山郷」は、長野県栄村との県境の魅力になっています。
〇集落説明会
・5集落を対象とした集落説明会を行い、幅広く意見交換を行いました。
・また、アンケート調査の結果、「なぜ地域外の若い人がこの地域を選んで住んでいるのか知りたい」といった声があり、津南町地域おこし協力隊(秋山郷地区)と協力して「わたしが秋山郷に来た理由」を作成し、全戸配布しました。 わたしが秋山郷に来た理由 [PDFファイル/793KB]
〇担い手懇談会、企画検討会
・一度県外に出てUターンされた方、移住されたIターンの方など将来の担い手となる方々で地区の現状や将来実現したいことなどを話し合いました。
〇長野県栄村と交流
・信州秋山郷地区(長野県栄村側)との連携を深めるため、栄村地域おこし協力隊(秋山郷地区担当)など地域で活動しているプレイヤーとの交流会を実施しました。
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