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統計データハンドブック(平成28年度) 第11章 物価・家計
消費者物価・家計の概況
消費者物価
平成27年平均の新潟市消費者物価指数は、平成22年を100とした総合指数で103.4となり、前年平均に比べ0.6%の上昇となった。これは、自動車等関係費の値下がりにより交通・通信が下落したものの、野菜・海藻類や魚介類などの値上がりにより食料が、教養サービスの値上がりにより教養娯楽が、それぞれ上昇したことが主な原因である。
近年の総合指数の動きを前年比で見ると、平成24年はテレビやパソコンなどの教養娯楽用耐久財が値下がりしたものの、穀類などの食料、電気代、ガス代などの光熱・水道の値上がりなどにより0.3%の上昇となった。平成25年は野菜・海藻などが値下がりしたものの、電気代やガス代などが値上がりしたため0.1%の上昇となった。平成26年は家賃が値下がりしたものの、魚介類や肉類などの食料や電気代が値上がりしたため、2.9%の上昇となった。
家計
平成27年の新潟市における二人以上の世帯のうち勤労者世帯の実収入は、1世帯当たり1か月平均512,752円で、前年に比べ名目1.9%の増加、実質でも1.1%の増加となった。また、消費支出は1世帯当たり1か月平均309,538円で、前年に比べ名目1.2%の減少、実質でも2.0%の減少となった。
新潟市消費者物価指数の推移(平成22年=100)
消費支出の構成比(平成27年)新潟市二人以上世帯のうち勤労者世帯(1世帯1か月平均)
- 11-1 新潟市消費者物価指数
- 11-2 主要品目年平均小売物価(新潟市)
- 11-3 1世帯当たり1か月間の収入と支出(新潟市)
- 11-4 1世帯当たり貯蓄・負債の現在高と保有率
- 11-5 1000世帯当たり主要耐久消費財の所有数量及び普及率