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【魚沼】「魚沼から行く尾瀬」環境学習プログラムによる環境学習を実践しています
「魚沼から行く尾瀬」環境学習プログラムとは
- 魚沼地域振興局では、尾瀬での自然体験と奥只見開発の歴史学習を通して子どもたちの豊かな心と自然との調和を図るたくましい実践力を育成するため、平成21年度に小中学生向けの「魚沼から行く尾瀬」環境学習プログラムを作成しました。
- プログラムは教師用手引書、マップ(尾瀬沼編、尾瀬ヶ原編)、ワークシートで構成されています。(平成22年4月発行、令和3年3月に改訂版を発行)
- 教師用手引書及びマップは「魚沼から行く尾瀬」環境学習推進協議会事務局((一社)魚沼市観光協会)において尾瀬環境学習実施校に無償配付しています。
プログラムの具体的な内容及びワークシートのダウンロードはこちら(NPO法人魚沼交流ネットワーク管理サイト)<外部リンク>
学校における取組
概要
- 県内の小学5年生を中心に、プログラムを活用した尾瀬環境学習を実践しています。
- いずれの学校も船とバスによる「魚沼から行く尾瀬ルート」で尾瀬を訪れ、尾瀬沼を周回したり、尾瀬沼から尾瀬ヶ原を縦走したりしています。
- 尾瀬の自然に詳しい学習ガイドが同行し、プログラムの趣旨に沿った学習活動を行えるよう引率教員と子どもたちをサポートしています。
- 学習活動の様子については、下記リンク先のページでご紹介しています。(最終更新:令和3年12月)
実施小学校での取組成果(「魚沼から行く尾瀬」環境学習推進事業)
児童の感想(抜粋)
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尾瀬に行くのは初めてだったので、どんなところだろうとワクワクし、iPadでたくさん調べました。けれど目の前の尾瀬は、画面の中の景色とは全然違いました。iPadの向こう側にしかなかった尾瀬が目の前に広がったときは、本当に感動しました。見る場所や時間によって景色が変わり、尾瀬の風やにおいの感じがいつまでも心に残っています。
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尾瀬に行って一番心に残ったことは、2日目の「尾瀬沼1周」です。サバイバルみたいな道や木が倒れているところを通りました。ガイドさんがすごく頼もしくて、安心してチャレンジすることができました。ガイドさんは尾瀬のことを何でも知っていて動物や植物など質問するとなんでも教えてくださいました。尾瀬にいかなければ分からなかったことが、たくさん学べました。
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尾瀬もきれいでしたが、尾瀬から帰ったら「自分たちの地域の自然も美しいな」と思えるようになりました。尾瀬はたくさんの人たちが環境を守っていました。それと同じように、私たちの住むまちも、カタクリや雪割草などを、地域の方々が大切に守ってきたことを思い出しました。だから尾瀬に行って学んだことを、地域のために生かしたいです。
フォトギャラリー
尾瀬環境学習の実施状況について
経緯
平成21年度 | 魚沼地域振興局で設置した作成委員会において、「魚沼から行く尾瀬」環境学習プログラムを作成 |
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平成22年度 |
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平成23年度 |
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平成24年度 |
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平成25年度 | 東京都文京区の小学校が尾瀬環境学習を開始 ※令和元年度で終了 |
平成26年度 | 「魚沼から行く尾瀬」環境学習ガイドバンク事務局を魚沼市観光協会に移行 |
平成29年度 | 「魚沼から行く尾瀬」環境学習プログラムの文言等修正(改訂版の発行) |
令和2年度 | 「魚沼から行く尾瀬」環境学習プログラムの文言等修正(改訂版の発行) |
尾瀬環境学習実施校・参加者数の推移
- 尾瀬環境学習を推進する事業は、学校所在地別の以下の3つの事業に分類され、各実施主体のもとで展開されてきました。
- 魚沼地域振興局は、魚沼市、(一社)魚沼市観光協会とともに「魚沼から行く尾瀬」環境学習推進協議会を構成し、県内魚沼市外校の尾瀬環境学習の定着を図るため、「魚沼から行く尾瀬」環境学習推進事業により、実施校に対する各種助成を実施しています。
学校所在地 | 事業名 | 実施主体 | R1実績 | R2実績 | R3計画 |
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県内 (魚沼市外) |
「魚沼から行く尾瀬」 環境学習推進事業 |
「魚沼から行く尾瀬」 環境学習推進協議会 |
0校 (0人) |
1校 (7人) |
1校 (6人) |
魚沼市 | 魚沼尾瀬学校 | 魚沼市教育委員会 | 9校 (297人) |
9校 (249人) |
9校 (255人) |
東京都文京区 | 魚沼移動教室 | (一財)魚沼市地域づくり振興公社 | 19校 (1,295人) |
- | - |
28校 (1,592人) |
10校 (256人) |
10校 (261人) |