ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > しごと・産業 > 農林水産業 > 農業総合研究所 園芸研究センター > 園芸研究センター竹田宏行参事が令和5年度園芸学会北陸支部大会において表彰されました

本文

園芸研究センター竹田宏行参事が令和5年度園芸学会北陸支部大会において表彰されました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0629451 更新日:2023年12月14日更新

令和5年12月9日、富山市内で開催された園芸学会北陸支部大会において、当センター竹田宏行参事(育種栽培科長)が「野菜類の生産安定技術並びに有害物質吸収抑制技術の開発」で功績賞を受賞しました。

竹田参事の受賞の概要

受賞の概要

○竹田宏行参事

業績題目:野菜類の生産安定技術並びに有害物質吸収抑制技術の開発

賞の種類:功績賞

受賞理由:

竹田宏行氏は、平成14年に新潟県の研究部署に配属され、14年間にわたり作物栄養及び土壌肥料を専門として研究活動に従事した。この間、肥効調節型肥料を用いたアスパラガスの省力・減肥技術や土壌診断に基づいた施設栽培の減肥技術など、省力・省資源・環境保全型農業技術に関する研究で多くの成果を上げてきた。また、ナス、サトイモなど野菜類のカドミウム吸収抑制技術確立に精力的に取り組み、ナスの可食部カドミウム濃度を低減させる台木品種の選定、化学洗浄法や牧草品種を用いたカドミウム汚染土壌浄化技術の確立の他、土壌調整材を土壌混和することによるサトイモのカドミウム吸収低減栽培法に関する特許を取得するなど、園芸作物の安全安心に関する研究に大きく貢献した。また、令和元年から3年間は、野菜の生産安定技術確立に関する研究活動に従事し、新規導入者でも失敗の少ない底面かん水育苗装置の作製、ブロッコリーの2本植え栽培による増収技術、田転換畑における野菜の安定栽培技術の確立など、数多くの新潟県農林水産業研究成果をとりまとめて公表し、新潟県内のみならず北陸地域の野菜生産安定に大きく貢献した。

 

園芸学会北陸支部の広報ページはこちらをご覧ください<外部リンク>

<外部リンク> 県公式SNS一覧へ