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令和4年度に上越地域振興局が実施した地域振興事業(ソフト事業)を紹介します。
地域資源を活かした交流人口の拡大や食のブランド化、地域交通ネットワーク整備など、官民による連携組織に参画し、活動支援を行うことにより、地域及び広域での連携のもとで一体となって取組を推進し、地域課題の解決に貢献する。
○広域観光ブランド推進
・上越、妙高地域への誘客推進等の対応(イベントでのパンフレット配布)
○地域生産物等ブランド化推進
・「上越野菜振興協議会」への参画及び活動支援
・「雪室推進プロジェクト」への参画及び活動支援
○釣り客への直江津地域PR推進(魚持ち込みOkの店)
・取組を移行した民間への広報や人的支援等
新型コロナウイルス蔓延状況の改善を見据えて、広域的観光の一層の推進を図ることができました。
地域生産物等ブランド化推進については、上越地域の酒蔵と連携し雪室食材と酒粕から創作した「雪室酒かすラーメン」を店舗での提供や、イベントでの雪室商品を販売しました。住民から認知されつつあることから参加事業者は前向きに取組みを進めていきます。
釣り客への直江津地域PR事業については、地元住民への取組の周知のほか、各店舗間での情報共有ができました。
イベント開催や効果的な情報発信を通じて直江津港及び上越・佐渡の広域観光エリアへの興味・関心を高め、魅力を訴求することにより、直江津港及びその周辺での賑わいを創出し、小木直江津航路の利用促進を図る。
○ 商業施設でのイベントの開催による航路利用のPR
日時:令和5年2月18日、19日
場所:直江津ショッピングセンター・エルマール内(小ホール)
内容:佐渡産品の販売
観光パンフレット及び佐渡汽船時刻表の配布
佐渡に関する写真の展示
佐渡金塊つかみ取り体験
北前船関係パネル
親子料理教室「佐渡の郷土料理をつくろう」実施
集客力のある地元のショッピングセンターで佐渡のパネル展や金塊つかみ取り体験を実施することで多くの来場者に佐渡の魅力を感じてもらうとともに、4月に小木直江津運航を再開するカーフェリーのPRを行うことができました。
上越地域で通勤・通学の手段として欠かせない鉄道について、利用者が日常利用している在来線を地域資源と捉え、これらの活用を通じて地域活性化を図り、今後の恒常的かつ安定的な鉄道利用につなげていく。
○ 各鉄道(えちごトキめき鉄道、北越急行)の協議会への参画
○ 体験や見学を通じてマイレール意識の向上を図る鉄道イベントの開催
・親子で探検!ほくほく線 上越版の開催(北越急行株式会社)
鉄道イベントでは募集人員に対して多数の申し込みがあり関心の高さをうかがわせたほか、参加者アンケートでは「ふだんは見られないところが見られて良かった」「子どもと一緒に楽しめた」など、ほぼ全員が満足している旨の回答がありました。
上越市及び妙高市の魅力を観光情報誌を媒体として県内外に発信し、上越・妙高地域の認知度向上及び交流人口の拡大を図る。
〇上越・妙高地域の観光情報を掲載した観光情報誌「Jam旅」の発行
・年2回発行(冬号 各21,000部 春夏号 27,000部)
・主な配布先:上越新幹線県内駅、北陸新幹線主要駅、ネスパス、大阪事務所、県観光協会、
県内Sa、道の駅、観光施設、ふるさと新潟応援団等
県内外に向けて上越・妙高の魅力を情報発信し、アンケート結果から、県内外在住者の当地域旅行への意識醸成を図ることができました。
新潟県側の関係団体と長野県側の関係団体で構成する「信越トレイル連絡会」が中心となり、信越トレイルの利用のあり方を協議し、効果的かつニーズにあった事業を実施して、交流人口の拡大及び地域の活性化を図る。
「信越トレイル連絡会」への参画及び負担金の拠出
周辺市町村や宿泊施設、観光協会、ボランティア等の協力を得てコース整備を行うとともに、連絡会事業を通じてコロナ禍での丁寧な情報発信に努めたことで、9月以降トレイル利用者も増加し、交流人口の拡大と信越トレイル周辺の中山間地域の活性化を図ることができました。
地域の酒及び酒づくり文化を県内外に発信し、集客及び地酒の知名度アップ、地域の活性化を図る。
「越後・謙信Sakeまつり」実行委員会への参画及び負担金の拠出
実行委員会に参加し開催内容の検討・提案等を行いました。越後・謙信Sakeまつり2022を実施し、広域的に上越地域の酒をPRできました。
久比岐自転車道を活用し対外的なPRを行うことで、国内外から上越地域への交流人口の拡大及び誘客促進を図る。
○「久比岐自転車道魅力アップ実行委員会」への参画及び活動支援
・ りんりんスタンプラリーの実施(春・秋)
・ 鉄道遺構を活用した久比岐自転車道PR広報物制作
・ サイクリストに向けた久比岐自転車道のPR(サイクルモード大阪2023への出展)
・ 久比岐自転車道ガイドマップの増刷
県内のサイクルショップ及び上越管内の人気施設にチラシ及びポスターを設置することで、イベントの告知と久比岐自転車道をPRすることができました。
冬期にスキー目的で妙高市赤倉地区を訪れる外国人観光客をターゲットに上越市・妙高市市街地への誘客を図ることにより、外国人観光客に上越地域の魅力を伝えるとともに地域の活性化を促進する。
・外国人観光客満足度向上のためのセミナー実施
冬期間の外国人観光客の満足度向上と長期滞在者の回遊促進にむけての広域連携の重要性や受入環境充実に必要なポイントを学ぶセミナーを実施
・外国人観光客向け観光パンフレットの発行
これまでのパンフレットを改定し、駅や宿泊施設、観光施設等に設置した。
セミナーの実施により参加者(上越市、妙高市、糸魚川市の事業者等)に対しインバウンド対応の実践的な内容や市を 超えた連携の重要性を伝えることができました。
上越・糸魚川・妙高エリアの魅力である、海と山が近接するダイナミックな自然環境を活かし、国内外から多くの自然愛好家が参加するイベントを広域で実施することにより、広域観光ブランドの構築を進め、アウトドアイメージの確立と誘客の促進を図る。
・ 実施に向けた検討、協議
構成メンバーとの各種打合せ、関係機関との調整
・ Sea To Summit2022の実施
アウトドアスポーツメーカーのモンベルと共同で、全国的な環境スポーツイベントである糸魚川・上越・妙高Sea To Summit2022を開催し、当エリアの魅力である海と山が近接するダイナミックな自然環境をPRすることができました。
コロナウイルス蔓延中にも関わらず全国から109人が参加者がありました。