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10月22日(日曜日)、上越市名立区不動地区のブナ林内で、地元「輝く里不動の会」が主催する「みずの森フェスティバル」において、「旧薪炭ブナ林の生態学習を楽しむトレッキング」を開催しました。
約2,000haの広大なブナ林は地元の不動生産森林組合が所有しており、上越市の重要な水源となっています。
同組合では水資源の貯留や水質の浄化などの森林の公益的機能を十分発揮できる優良な森林を次代に引き継ぐため、平成28年度から混んでいる林を間引く間伐などの森林整備を行っています。
当日は、県内外からの約60名の参加者は、ブナ林の成立ちや生態、水源かん養機能などの役割、森林整備の重要性などの説明を受けた後、整備された林内のトレッキングを楽しみました。
新潟大学の紙谷名誉教授からブナ林の魅力や重要性について説明を受け、炭の窯出しも見学しながら森の循環利用などについて理解を深めました。
不動地区ブナ材の魅力発信と販路拡大のため、同材により試作したウッド・プラスチック・コンビネーション(WPC)のお土産用キーホルダー作りを行いました。WPCは美しく傷つきにくいなどの特徴があり、ブナ材の高付加価値化に貢献するものと期待されます。
上越地域振興局農林振興部林業振興課
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