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【妙高砂防】板倉小学校(6年生)の皆さんを対象に防災教室を実施しました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0504862 更新日:2022年7月8日更新

 7月4日(月曜日)に、板倉小学校6年生の皆さんが地すべり資料館を訪れ、土砂災害と人柱伝説について防災教室を行いました。

当日の様子

 はじめに、地すべり博士(妙高砂防事務所職員)が上越地域の地質の特徴について、比較的新しい地層であり地すべりが起こりやすいことを説明した後、地元の板倉区の国川地区で平成24年に発生した地すべり災害について説明しました。当時はまだ1歳だった皆さんですが、博士からの「聞いたことある?」の問いに対して頷いて答えてくれました。災害の応急工事がほとんど徹夜で行われたことや、地すべりの規模を説明すると、メモを取りながら真剣に耳を傾けていました。

パネル説明   パネル説明2

 

 次に、地層実験と液状化実験を一緒に行いました。
 雨が降ると土砂が流れて重いものから沈んで地層ができること、砂地で地震が起こると地中の水が上がってくることを実験によって実感していただけたことと思います。                              

地層実験  液状化実験

 

 地すべり資料館のある上越市板倉区猿供養寺地区​に伝わる「人柱伝説」について、映像で学習した後、実際に人柱となったお骨が祀られる供養堂を見学しました。児童の皆さんは、伝説が実際に起こった事実であることに驚いていたようでした。

 最後に、猿供養寺地区でカフェを営む松野さんにお越しいただき、お話を聞きました。児童たちは「子どもの頃の夢は?」、「なぜここでカフェを開こうと思ったのか?」、「パティシエになるには?」などたくさん質問していました。松野さんから丁寧に回答いただき、児童たちには将来を考える一助になったことと思います。

人柱供養堂  山のカフェ店長の講話

地すべり資料館での防災学習について

 妙高砂防事務所は、地すべり資料館(板倉区猿供養寺)を利用した、「自分の命は自分で守る」ための防災教室を開催しています。災害や対策工事についてのパネル展示、模型を使った実験などにより、自然災害について分かりやすく学ぶことができます。

 また同資料館では、現在 感染対策に十分配慮して防災講座を行っています。防災意識の高揚につながりますので、ぜひご来館ください!
地すべり資料館のページはこちら!

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