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11月8日(水曜日)に、キルギス共和国の視察団が地すべり資料館を訪れ、地すべり対策工事や地すべり災害などについて視察を行いました。
国立研究開発法人雪崩・地すべり研究センターにて意見交換を行った後に当資料館に来館しました。翌日には糸魚川地域で実施している地すべり対策工事の現場を視察しました。
はじめに、妙高砂防事務所職員から上越地方の弱い地質の特性と地すべりのしくみを説明しました。
次に、地すべり対策工法と平成24年に発生した板倉区国川地区の地すべり災害についてパネルや集水井模型を用いて説明しました。視察団からは各工事で用いる工法の妥当性や地すべりの観測方法などについて多くのご質問がありました。
最後に、視察団の方も地震による液状化の実験に参加し、参加者からはキルギスでも地震が多く発生するので興味を持って体験したとのことです。