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【地域の普及活動】南魚沼農業普及指導センターの取組を紹介します
南魚沼農業普及指導センターの取組を紹介します
若い力で農業をアップデートする ~株式会社農tistの挑戦~
株式会社農tist(のうてぃすと)は、令和4年に近所の幼馴染の元銀行マンの廣田(ひろた)さんと指導農業士の島田(しまだ)さんがタッグを組んで設立した法人です。お二人とも40代で、地域の重要な担い手として期待されており、約14haでスタートした経営面積は設立4年で約25haに拡大しました。
社名の農tistは「農業+artist」の造語で、稲作を行うと同時に南魚沼の田園風景も創造しているという想いを込めて名付けられています。
大型モニターで作業確認
急速な規模拡大やネット販売の増加に対応していくために、外部専門家のアドバイスを受けながらデジタル技術を取り入れた経営を進めて労働効率を上げる一方で、JAS認証や減農薬栽培、玄米・精米後の二度にわたる色彩選別による品質管理など、伝統的な米づくりにもこだわり、新しい発想を取り入れながら、地域農業の価値向上と次世代への継承に積極的に取り組んでいます。

ITコーディネーターとシステム管理相談
2026年7月
石本 美喜
すいかの名産地で広がる“農福連携”の輪
南魚沼はすいかの栽培が盛んで、夏になると大玉や小玉のすいかが直売所に並び、地域の名産として親しまれています。美味しいすいかの栽培には様々な作業がありますが、中でも、地面との接触で白く変色するのを防ぎ、形をよくするために果実の下に敷き使用する「スイカマット」や、収穫時期を決める目印とする「着果棒」は、シーズン中に大量に使われるため、収穫後もその片付けや整理が生産者にとっては負担の大きな作業でした。
そこで南魚沼普及指導センターでは、地域の福祉事業所と生産者に声を掛け、これらの資材の洗浄と選別を受委託する農福連携の取り組みを進めています。福祉事業所では、利用者の皆さんが一つひとつ丁寧にマットの汚れを落としたり、着果棒を色ごとに選別したりと、工程ごとに役割を分担しながら作業を行っています。作業内容は比較的取り組みやすく、利用者の皆さんからも「楽しい」「地域の役に立ててうれしい」といった声が聞かれています。

スイカマットの汚れ落とし作業
生産者にとっては資材の片付けを外部に委託できることで作業負担の軽減につながり、福祉側にとっては、地域とつながりながら働く機会が広がり、利用者の収入や自信にもつながるなど、双方にとって大きなメリットが生まれています。
今後もこの取り組みを継続し、地域全体で支え合う輪を広げていきたいと考えています。
2026年4月
加藤 理恵
今年のウマい米作りに向けて
南魚沼農業普及指導センターの二階堂です。南魚沼に作物担当として配属され、3年目の冬を迎えました。
令和7年も猛暑や渇水等、心配の尽きない1年でしたが、現場に赴き、調査や指導を行うとともに、関係機関一体となって情報発信を行い、収量・品質の向上に努めました。

作柄検討の様子
普及センターでは、田んぼに雪が降り積もる中、調査データやアンケートを活用しながら、作柄の分析や次年度の取組を検討しています。本年も異常気象に負けない米づくりを目指します。
2026年1月
二階堂 茉音
地域農業の発展に向けて
南魚沼農業普及指導センターの石黒です。今年度、新採用の作物担当として配属されました。
今年の夏は、猛暑や雨の降らない日が多く、米作りにも厳しい環境でした。そのような中で、先輩職員と共に生育調査や穂肥指導等の活動を行い、無事に収穫の時期を迎えました。

坪刈りの様子
これからも日々の活動を通じ、生産者や関係者の方々と連携しながら、全国有数のブランド米「南魚沼産コシヒカリ」の生産振興に貢献できるよう精一杯取り組んでいきたいと思います。
2025年10月
石黒 真仲


