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【地域の普及活動】佐渡農業普及指導センターの取組を紹介します
佐渡農業普及指導センターの取組を紹介します
人との縁と、佐渡地域全体の発展を大切にする農業経営体
佐渡市新穂(にいぼ)で水稲を中心とした経営と伝統芸能の継承に向けた取り組みを行う、株式会社佐渡相田ライスファーミングを紹介します。
今年の稲刈りの様子
代表の相田 忠明(あいだ ただあき)さんは、平成25年に法人を設立し、現在は役員2名と社員2名の合計4名で経営されています。佐渡でしかできない米作りを大切にしており、海洋深層水や牡蠣殻を使用した独自ブランド米の販売、GLOBAL.G.A.Pの取組、有機JAS認証の取得、米の輸出など取組みは多岐にわたります。
その根本にあるのは、「水稲栽培基本技術」への徹底したこだわりです。地域資源を活かした農法は、日々の地道な積み重ねがあるからこそ輝きます。輸出をはじめとした遠方との取引においても相手との信頼関係の構築があるうえで成立しています。

パリの顧客に独自ブランド米を販売する相田さん

佐渡地域の伝統芸能、鬼太鼓演舞
こうした人とのつながりを重んじる姿勢や、佐渡地域の高品質米に加えて鬼太鼓(おんでこ)などの伝統芸能をPRする姿勢を大切にしながら、自社だけでなく地域全体の発展を目指して取り組んでいます。
高品質な米作りと地域の伝統を大切にしている魅力あふれる農業経営体です。
令和8年度 新潟県優良農業経営体等表彰事業
「地域創生部門 新潟県知事賞」を受賞されました!
2026年10月
海津 真梨
▼農業経営体
農産物の生産を行うか又は委託を受けて農作業を行い、(1)経営耕地面積が30a以上、(2)農作業の作付面積又は栽培面積、家畜の飼養頭羽数又は出荷羽数等、一定の外形基準以上の規模(露地野菜15a、施設野菜350平方メートル、搾乳牛1頭等)、(3)農作業の受託を実施、のいずれかに該当するもの(1990年、1995年、2000年農林業センサスでは、販売農家、農家以外の農業事業体及び農業サービス事業体を合わせたものに相当する。)(農林水産省ホームページ「用語の解説」より一部抜粋)
▽GAP
詳しい情報は こちらのページ でご確認ください。
活気ある集落を取り戻すために
佐渡市旧小木町の琴浦集落は、ビレッジプラン2030の対象地区であり、ビレッジプランの達成に向けて外部人材受入や集落活性化に向けて取り組んでいます。
集落では、特にコロナ禍以降様々な行事が縮小や中止となり、活気が低迷しています。
集落を少しでも活気づけようと、集落外住民を対象としたさつまいもの芋ほり体験交流会を集落の皆さんと共に開催しました。
芋ほり体験交流会の様子
当日は芋ほり体験の他、琴浦農業の歴史説明や琴浦で昔からさつまいもを保管する際に使用する通称”いも穴”の見学も行われ、楽しく集落外住民との交流が行われました。
今後はさらに集落が活気づくよう集落外住民との体験交流会を継続するとともに、地域の担い手として期待できる地域おこし協力隊の受入にも取組み、活気ある集落を取り戻すために普及指導センターとしても関係機関と連携しながら支援を継続していきます。
2026年2月
千野 史貴
地域の発展を支える普及活動を目指して
今年度から作物担当として佐渡地域に配属となりました、新採用職員の吉澤 槙之助(よしざわ しんのすけ)です。
普段は先輩職員に同行して、水稲を中心に大豆や麦といった作物の生育調査や指導会等を行い、普及指導員の役割について学んでいます。

研修での収穫作業
佐渡島内でも稲刈りが着々と進行し、普及センターでは佐渡地域における収量・品質に関する調査を行っています。
今後も、地域農業の維持・発展や農政課題の解決を支援する普及センターの一員として、日々精進してまいります。
2025年11月
吉澤 槙之助
佐渡地域におけるアスパラガス産地発展
佐渡地域ではおけさ柿、西洋なし、アスパラガスについて園芸産地発展ビジョンを作成し、令和14年度の販売額を現在より3割アップさせることを目指して取り組んでいます。その取り組みの一環として、アスパラガスでは担い手の確保を目的に園芸参入塾を年4回開催しています。
講師の園地にて管理方法を学ぶ塾生
座学による栽培技術学習にあわせて講師ほ場で実際の栽培を確認することで、アスパラガスの栽培技術の習得と新規導入者の経営安定を支援しています。
2025年8月
佐藤 秀明
▼園芸参入塾について
農業経営の幅を広げる園芸の導入・拡大を志向する農業者等を対象に新潟県が行う実践的、専門的な研修のこと。野菜、果樹、花き等の専門部門について、高度先端知識や技術を学ぶことができる。


