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【地域の普及活動】三条農業普及指導センターの取り組みを紹介します

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0494113 更新日:2024年8月8日更新

三条農業普及指導センターの取り組みを紹介します

水稲直は栽培普及の取組

 稲作経営では、担い手の規模拡大に伴う労力不足や、近年の高温等異常気象による品質低下が課題となっています。

 水稲乾田直は栽培*​の導入は、育苗や田植え作業の労力軽減、作期分散による高温障害等のリスク分散、大豆・麦との輪作体系が組みやすいなどのメリットがあります。

 普及指導センターでは、今年度乾田直は栽培の実証ほを設け、技術の検証をしているところです。これまで2回の現地研修会を開催し、管内の農業法人などに情報提供しており、今後実証成績の検討を行い、技術の普及に努めていきたいと考えています。

 

画像_水稲乾田直は栽培現地研修会の様子(7月23日)
​水稲乾田直は栽培現地研修会の様子(7月23日)

 

*​水稲乾田直播栽培とは
   畑状態の水田に種子を播き、苗立ちした後に水を入れる直は栽培の方法

2024年8月
長谷川 茂太​

女性農業者の活動を支援しています

 県央農村地域生活アドバイザー連絡会(以下「県央アドバイザー」という。)は、女性農業者35名で構成されており、主に各地区で食育活動や消費者との交流活動等の地域活動を通じて、農村地域の活性化を図っています。

 三条農業普及指導センターでは、県央アドバイザーの活動内容を検討する場で、県内他地区の活動状況について情報提供を行うなどの支援を行うとともに、女性農業者を対象とした研修会の開催やイベントの周知等を行っています。

 

役員会の様子
役員会の様子

 

 今後も女性農業者がより意欲的に活動できるよう、継続的に支援していきます。

 

※農村地域生活アドバイザーとは
農村地域において、自ら農業経営に取り組むとともに、農村女性の経営参画、社会参画、担い手の育成等の促進に意欲を持って貢献できる農業者を「農村地域生活アドバイザー」として県知事が​認定し、農村女性の経営・社会参画の促進や農村女性活動の推進、及び農村地域の活性化を図っています。

2024年5月
佐藤 実可​

 

「弥彦むすめ」の栽培が始まっています

 「弥彦(やひこ)むすめ」は、新潟県産えだまめの先陣を切って出荷される、弥彦村(やひこむら)の特産品のえだまめです。今年も2月初めから順次、は種、育苗作業が始まりました。

 

綺麗に芽が出揃いました
​綺麗に芽が出揃いました

 

 最も早く出荷されるハウス栽培では3月上旬に定植が行われ、その後、露地の2重トンネル栽培、1重トンネル栽培に続きます。あまり知られていませんが、トンネル栽培の植付け作業は、トンネル内に人が入り、腹ばいのような状態で後ろに下がりながら手作業で定植する大変な作業です。

 

このトンネル内に人が入って定植します
​このトンネル内に人が入って定植します

 

 「弥彦むすめ」は寒暖の激しい冬から春の気候の中での栽培になることより、普及センターではJA営農指導員とともに、ほ場巡回による生育の確認や、温度や施肥管理等の指導を行っています。

 このように大切に育てられた「弥彦むすめ」は5月初旬から出荷が始まります。ぜひご賞味ください。

 ※トンネル栽培:畦に防寒用のビニールをトンネル状にかけて栽培する方法

2024年2月
赤澤 光

 

果樹産地の取り組みを支援しています

 令和5年度から新採用で果樹担当になりました金子です。

 担当する三条市・加茂市(かもし)は、信濃川中流域の肥沃土壌を利用して美味しい、なしやぶどう、もも等を生産している果樹産地で、果樹栽培の経験豊かなベテランから若手まで生産者がそろっています。

 

実証ほの収穫をしている様子
​実証ほの収穫をしている様子

 

 三条農業普及指導センターでは、加茂市山島(やまじま)地区の果樹若手研究会と連携し、新潟県育成の日本なし新品種「新碧(しんみどり)」について、高品質果実生産に向けた栽培管理の実証を行っています。

 

日本なし「新碧(しんみどり)」
​日本なし「新碧(しんみどり)

 

 今後も果樹産地の取り組み支援を継続していきます。

2023年12月
金子 実可

 

 

 

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