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【地域の普及活動】新発田農業普及指導センターの取組を紹介します
新発田農業普及指導センターの取組を紹介します
品質にこだわりおいしいぶどうを作りたい!
新発田市内で新規就農して2年目になる齋藤 大(さいとう だい)さんは、ぶどう20a、いちじく10aを中心に、スイートコーン、ねぎ等の栽培を行っています。
就農前は農業生産法人に勤めていましたが、「自分で作った農産物をお客様に直接販売したい」という思いが強くなり、就農を決めました。
いちじくや野菜は収穫が始まり、「思ったより忙しくて作業が思うように進まなかったり、獣害対策に悩んだりと大変だが、お客様に買っていただいたときに良いリアクションを貰えて嬉しかった」と話してくれました。

齋藤 大さん ぶどう畑にて
ぶどうは、雨よけハウスが完成したばかり。樹も幼木でありまだ収入がありませんが、成園化に向けて育成に力を入れています。
新規栽培者の勉強の場である園芸参入塾ぶどうコースにも積極的に参加し、「新発田市でおいしいぶどうが作れるように頑張りたい」と、知識や技術力の向上に励んでおり、周囲の農業者からも注目が集まっています。
2026年9月
宮木 洸陽
集落を越えた地域の輪~胎内市鼓岡・大長谷地区 「夢ビレッジ胎内290」の取組支援
胎内(たいない)市の中山間地域に位置する鼓岡(つづみおか)・大長谷(おおながたに)地区は、中山間地域直接支払交付金等を活用して営農継続のための共同作業等を集落単位で実施してきました。しかし、個別集落では年々活動維持が難しくなってきたため、令和3年度に同地区15集落を県ビレッジビジョン2030の対象地区に選定し、将来プランの策定を支援しました。現在は「夢ビレッジ胎内290」を組織して、地域全体での活動実践に取り組んでおり、普及指導センターは関係機関と連携してこの活動を支援しています。
令和7年度は、国交付金を活用して、労力確保が課題となっている「共同作業」体制づくりや地域資源活用・活性化を重点的に取り組みました。

地元大学生が参加した共同草刈り作業
畦畔の草刈りや電気柵の設置作業について、地元大学生と連携する仕組みづくりを行い、延べ13回の活動を行うことができました。また、農道や畦畔、雑草地の草刈りについて、ラジコン草刈り機を活用することで作業の省力化が可能となることを実証しました。これらの取組は地域からも好評で、今年以降も継続する見込みです。
また11月には、地元野菜を使った郷土料理等を提供する食のイベントを実施しました。市内外から約2000人を集客し、地域イベントとして定着しています。
普及指導センターでは、今後も営農活動の体制づくりや地域活性化を支援していきます。
2026年4月
山口 吉博
和牛子牛の発育向上を支援しています
新発田農業普及指導センターで、主に阿賀野市の畜産を担当している2年目の富樫です。
近年、管内の子牛生産農家が出荷する子牛の発育に差があり、収益性等の低下が心配されています。
そのため、子牛が順調に育っているかを把握するために体重や体格の測定を定期的に行い、子牛への哺育技術(ミルクの飲ませ方)の改善に向けたアドバイスを行っています。

和牛子牛の体格を測定しています
2026年1月
富樫 怜
果樹若手生産者を応援する学びの場
新発田農業普及指導センターで果樹の担当をしている橋本です。
他の作目と同様、果樹でも地球温暖化による異常気象により、毎年様々な問題や経験したことのない事態が発生しています。特に、近年就農した若手生産者はまだ経験年数が浅いため、収量や品質の確保に日々奮闘しています。
そこで、その手助けとなるようベテラン農家を塾長とするぶどうの園芸参入塾を開催し、品種や樹の仕立て方による栽培方法の違いを学ぶなど、問題に対応できる実践力を身に付けてもらえるよう支援しています。

塾長の鋏の先を見つめる塾生達
この学びの場が、経営の発展や仲間づくりに少しでも役立つよう、これからも塾生をサポートしていきます。
2025年10月
橋本 麻衣
▼園芸参入塾について
農業経営の幅を広げる園芸の導入・拡大を志向する農業者等を対象に新潟県が行う実践的、専門的な研修のこと。野菜、果樹、花き等の専門部門について、高度先端知識や技術を学ぶことができる。


