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【見つけた!農業びと】地元に農業で貢献!大越 和馬さん(糸魚川市)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0494065 更新日:2022年5月30日更新

地元に農業で貢献!
~大越 和馬さん(糸魚川市)~

 糸魚川市の個別経営の農場「百姓や伝六(ひゃくしょうやでんろく)」で働く大越 和馬(おおこし かずま)さん(25才)を紹介します。

 大越さんは地元、糸魚川市の出身で、3年前まで農業とは関係のない別の仕事をしていました。実家は農家を営んでいますが、農業は手伝い程度だったそうです。

 「百姓や伝六」の経営主である猪股 元始(いのまた もとし)さんとは地元の消防団で知り合いました。消防団での活動や交流を通じて猪股さんから農業のやりがいや面白さなどを聞くうちに、農業に携わってみたいと思うようになりました。ちょうどその頃、猪股さんも経営面積の拡大や園芸導入などに伴って通年での従業員の雇用を考えていたところだったので、「うちで働かないか?」と大越さんを誘ったそうです。考えた末、大越さんは「百姓や伝六」に就業しました。

大越さん(左)と猪股さんの写真
大越さん(左)と猪股さん

 就業先の「百姓や伝六」は、水稲(23ha)と園芸の複合経営を行っており、年間を通して農業の仕事が出来るよう、えだまめの栽培面積の拡大や、いちご「越後姫(えちごひめ)」のハウス(2棟)を導入するなど積極的に園芸の導入拡大を進めてきました。

 農場としては徐々に規模拡大してきましたが、ここ2~3年で水稲面積が急速に拡大したことから、機械作業のスケジュール管理に余裕がない状態でした。そのようななか、大越さんは早い段階でトラクタやコンバインの操縦技術を身につけ、またドローンの操縦免許も取得し、防除作業のオペレーターを担うなど、重要な戦力として活躍しています。

田植えルートの打合せをする様子
田植えルートの打合せ

 大越さんは「もちろん、機械作業は最初からうまく出来たわけではなく、失敗も多かったですが、乗っていくうちに意外とすぐに慣れてきました。仕事を任せてもらえているので、そういうのも自信になります」と話してくれました。

 水稲から園芸まで、大越さんの今後のますますの活躍が期待されます。

いちごハウスで作業をする様子
今はいちごも忙しい

 

情報提供:糸魚川農業普及指導センター(2022年5月)

 

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