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【見つけた!農業びと】愛と情熱の葡萄男!平井 亮さん(弥彦村)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0506622 更新日:2022年7月14日更新

愛と情熱の葡萄男!
~平井 亮さん(弥彦村)~

 新潟県西蒲原郡(にしかんばらぐん)弥彦村(やひこむら)で、ぶどう栽培に取り組んでいる平井 亮(ひらい りょう)さん(33歳)を紹介します。

 非農家だった平井さんが農業を選んだ理由は、[好きな釣りに行ける時間があり自然に携わることができる職業=農業]という考えがあったからでした。高校卒業後、新潟県農業大学校に入学し、そこでつまみ食いした巨峰の美味しさをきっかけに、果樹という未知なものに対して自分で研究・栽培し収穫する喜びを知ったことで、ぶどう農家としての道を歩み始めました。

1房1房丁寧に作業される平井さんの写真
気温が30度を超えるなかでも、1房1房丁寧に作業される平井さん

 

 地元で農地を借り受け、苗木の植え付けからスタートした栽培で、収穫したぶどうは移動販売や口コミで徐々に固定客を獲得していきました。しかし作付面積や移動販売業務が増えていった結果、平井さんがぶどうの品質にこだわる時間的余裕が少なくなるという問題に直面しました。さらに、こだわって作るため生産コストが高くなり、それが販売価格にも響いたことで、移動販売先で受け入れられないこともありました。

 そこで平井さんは移動販売の縮小を決め、品質が高い自分のぶどうを評価してくれる人を日本中から探すためホームページを立ち上げ、ネット販売へと路線変更しました。現在ネット販売4年目ですが、ニーズや価値観が合う人たちに出会うことができ、「愛と情熱の葡萄男」として親しまれています。

平井さんのホームページ画面の画像
平井さんのホームページ:愛と情熱の葡萄男「平井ぶどう園」<外部リンク>
オススメぶどう詰め合わせセットの販売や栽培しているぶどうを紹介

 

 平井さんは、「ぶどうには多種多様な特徴や魅力があり、それに僕の愛情と情熱をプラスして、お客さんに驚きと感動を届けたいと思っています。これは学生時代につまみ食いしたときから思い描いていることです(笑)。そのために、もっとぶどうとじっくりと向き合う時間を捻出するのが今後の課題です。とあるお客様が『神の房』を作ってほしいと希望を出されたので、僕もぶどうも必死に応えないと(笑)。」と語ります。

平井さんと一面のぶどう畑の写真
平井さんと一面のぶどう畑

 令和3年度には新潟県青年農業士に認定され、地域内外でのさらなる活躍が期待されます。

 

情報提供:三条農業普及指導センター(2022年7月)

 

 

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