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【見つけた!農業びと】~糸魚川から農業を~ 瀬古 彬斗さん(糸魚川市)
~糸魚川から農業を~ 瀬古 彬斗さん(糸魚川市)
糸魚川市槙(まき)の瀬古 彬斗(せこ あきと)さんは、出身の三重県から長野県の大学の農学部に進学後、卒業後も農業に携わりたいという思いが強くなりました。就農に向けて複数の農業法人を調べている中で能生谷(のうだに)の素晴らしい農村風景と経営者の人柄にひかれ、「農業生産法人 株式会社あぐ里能生(あぐりのう)」に就職しました。
瀬古 彬斗さん
「農業生産法人 株式会社あぐ里能生」は、水稲33haやメロンを栽培するほか、米の加工品としてせんべいにも取り組んでいます。
瀬古さんは今年、数枚の田んぼの管理を受け持ち、田植えから稲刈りまでの年間スケジュールを綿密に計画しました。昨年度「ニュー農業塾」で学んだことや自分の考えを実践できることが楽しみと語っていました。
苗の生育を見守る様子
また、「糸魚川地域を盛り上げよう」という若者の集まりにも積極的に参加しており、各種イベントの企画や運営に携わっています。今年の10月には糸魚川のお米をアピールする米フェスを計画しており、開催に向けて着々と準備を進めています。
地域のイベント企画中
今後も糸魚川地域を盛り上げ、支えていく重要な担い手として活躍が期待されます。
情報提供:糸魚川農業普及指導センター(2024年5月)
▼ニュー農業塾について
新潟県で実施している、若手農業者等地域農業の担い手として活躍が期待される者を対象とした農業講座のことで、農作物の生理生態や実践的な栽培管理技術等を勉強できる。