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【見つけた!農業びと】若手農業者が交流する機会を増やしたい! 川上 智広さん(小千谷市)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0653218 更新日:2024年7月9日更新

若手農業者が交流する機会を増やしたい!​ 川上 智広​さん(小千谷市)

 小千谷(おぢや)市で水稲と園芸の複合経営に取り組む、川上 智広(かわかみ ともひろ)さん(37歳)を紹介します。

 

画像①_川上智広さん
​川上 智広さん

 

 川上さんは農家に生まれましたが、元々は農業を仕事にするつもりはなかったそうです。そんな川上さんでしたが、専門学校を卒業後、実家に戻り、農作業を手伝ううちに、自然と家業を継ぎたいと思うようになったそうです。家業を継いだことについて、「農業は、自分が頑張るほど結果が出る。そういう楽しみがあるのが、自分に合っていたのかもしれない」と話していました。

 川上さんは、稲作の他に、メロンやにんじん等の園芸品目にも取り組んでいます。

 

画像②_メロン芽かき作業中!
​メロン芽かき作業中!


 今年度からは、小千谷園芸組合の組合長に就任しました。「小千谷市産のメロンは品質が高く、市場からの引き合いが強い。天候に負けず、高品質なメロンを生産していきたい。」と話してくれました。

 また、今年度から長岡青年農業士会の会長にも就任しました。
 「青年農業士会では、今まで関わりがなかった人たちと交流できるのが楽しい。農業をしていると、周辺の農業者としか交流がないが、この会には、様々な地域の農業者が所属している。地域を超えて、会員同士が交流する機会をたくさん作っていきたい。」と会長になった意気込みを語ってくれました。

 

画像③_青年農業士会の研修にて
青年農業士会の研修にて

 

 

 今後について、川上さんは「地域の農業者は年々高齢化している。地域の維持のためにも、若手農業者と一緒に地域を盛り上げていきたい。」と熱く語ってくれました。

 水稲と園芸に取り組み、若手のリーダーとしての活躍が今後も期待されます。

 

情報提供:長岡農業普及指導センター(2024年7月)

 

▼青年農業士​について
 将来、地域農業のリーダーとなりうる青年農業者を「青年農業士」として県知事が認定し、自らの学習意欲を喚起するとともに、青年農業士としての自主的な組織活動を助長することで、自信と誇りを持って農業経営を実践する優れた農業者の育成を図っています。

 

 

 

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