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【見つけた!農業びと】ユリ切り花と野菜苗でしっかり稼ぐ 稲葉 信市さん(村上市)
ユリ切り花と野菜苗でしっかり稼ぐ 稲葉 信市さん(村上市)
村上市山辺里(さべり)で園芸の担い手として活躍している稲葉 信市(いなば しんいち)さん(37歳)をご紹介します。
ご両親が経営する稲葉農園に就農、平成28年(2016年)度に新潟県青年農業士の認定を受け、現在ユリ切り花で鉄骨ハウス11棟とパイプハウス7棟の合計76a、野菜苗で61aの栽培に取り組んでいます。
信市さんの接ぎ木作業風景
手際よくなすの苗を接いでいくのは熟練の技
作物の管理技術については、父の作業を手伝いながら経験を積み、習得しました。
ユリ切り花では、収穫時期に花が傷まないように早朝に収穫したり、野菜苗で技術と労力を要する接ぎ木作業では、短時間で多くの苗を処理しなければならない等、多くの苦労があったそうです。
接ぎ終わったなすの苗
きめ細かい温度管理のもと、出荷に向けて管理されている
現在は父親から経営継承して、稲葉農園の経営に主体的に取り組んでいます。労力不足は雇用で補い、可能な範囲で規模拡大を進めています。
また、施設にヒートポンプを導入し、主にユリ切り花や野菜苗の育苗で冬季間に暖房運転させていますが、ユリ切り花において夏場の高温期には、これを夜間に冷房運転させることで、抑制作型での高温障害回避対策として有効活用しています。
鉄骨ハウスにヒートポンプを装備し快適な環境づくり
春季は野菜苗生産、夏季から冬季はユリ抑制作型に使用
仕事にしっかりと向きあい、バイタリティ溢れる稲葉信市さん。今後は産地をけん引する若手生産者として活躍されることを期待します。
情報提供:村上農業普及指導センター(2026年4月)
▼青年農業士について
将来、地域農業のリーダーとなりうる青年農業者を「青年農業士」として県知事が認定し、自らの学習意欲を喚起するとともに、青年農業士としての自主的な組織活動を助長することで、自信と誇りを持って農業経営を実践する優れた農業者の育成を図っています。


