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【見つけた!農業びと】地域おこし協力隊から新規就農 ―中山間地域の活性化を目指して― 莊司 勇太さん(上越市)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0854246 更新日:2026年10月7日更新

地域おこし協力隊から新規就農 ―中山間地域の活性化を目指して― 莊司 勇太さん(上越市)

 上越市柿崎区の新規就農者、莊司 勇太(しょうじ ゆうた)さんをご紹介します。

 北海道出身の莊司さんは、令和4年に上越市柿崎区へ移住し、地域おこし協力隊として3年間、栽培技術の習得や地域活性化に取り組みました。協力隊の任期満了後に同地区で独立就農し、現在は水稲3.8haを中心に営農しています。

 

莊司さん
莊司 勇太さん

 

 莊司さんは、学生時代に農作業を手伝ったことをきっかけに農業に親しみ、一般企業に勤務してからも「いつかは農業で生活したい」という思いを持ち続けてきました。そして、柿崎区での協力隊活動を通じて、周辺の農家や地域組織から技術を学び、就農への道を切り開きました。

 就農地は中山間地域に位置し、1反(約10a)未満の小さな田んぼが多いため日々の管理には苦労が伴いますが、「稲は、人の足音を聞いて育つ」という言葉を胸に、こまめな管理を徹底しています。酒造会社と契約した酒米づくりを中心に、主食用米やそばの栽培を展開しています。さらに、コシヒカリの一部を無農薬栽培に切り替え、付加価値の高い米づくりにも挑戦しています。

 

無農薬ほ場での除草作業
無農薬ほ場での除草作業

 

 また、地域活動にも精力的に参加しています。地元小学校での田植え体験の支援をはじめ、干し柿づくりや岩魚の養殖などを通じて地域外へ魅力を発信しているほか、農業祭への出店協力などを通じて地域内外とのつながりを深めています。さらに、樹木の枝打ちや鳥獣被害対策に電気柵の設置など、地域の景観や環境の維持にも尽力しています。

 

干し柿
干し柿用の柿の収穫の様子

 

今後は、増加が懸念される遊休農地の解消に向けて規模拡大を目指すとともに、取得した「わな猟免許」を活かして鳥獣被害の軽減にも取り組んでいく予定です。

 

​情報提供:上越農業普及指導センター(2026年10月)

 

▼地域おこし協力隊について
 地域おこし協力隊は、都市地域から過疎地域等の条件不利地域に住民票を異動し、地域ブランドや地場産品の開発・販売・PR等の地域おこし支援や、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、その地域への定住・定着を図る取組です。隊員は各自治体の委嘱を受け、任期はおおむね1年から3年です。

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