本文
【就農の先輩たちの声】農業で大切なのは、人とのつながり | 川瀬 量哉
【プロフィール】
- 岐阜県大垣市出身(非農家)。移住前は名古屋市の工具商社での営業業務に10年携わる。
- 2011年から農業法人で1年間の研修を経て、果樹農家として新潟市南区に新規参入。
- なし、ぶどう、加工用ぶどう、キウイフルーツ、いちじく等
Q 就農の動機を教えてください
植物が好きで、大学は農学部に進みました。ビジネスとしても農業に魅力を感じていました。
30歳を超えて「このままサラリーマンでいるよりも、自然相手にものづくりをしたい」という想いが大きくなり、働きながら参加した就農セミナーをきっかけに、以前から興味のあった農業の道へ進みました。
妻の実家が新潟で、就農地を新潟と岐阜のどちらかにするかで迷いましたが、新潟県に相談したところ新潟市南区の果樹産地を紹介され、新潟への就農を決めました。
Q 就農するまでの経緯を教えてください
観光果樹園をやりたかったので、研修は観光果樹園にお世話になりました。農地を探したところ、運良く現在の農地を紹介してもらうことができました。
就農2年目までは畑から離れたところのアパート暮らしでしたが、3年目に畑近くの一戸建てを手に入れました。作業拠点を確保できたことも大きかったのですが、地元の農家とのつながりがより強くなったのを感じました。今でも、栽培でわからないところは地元の農家に聞くようにしています。
Q これから就農する人へのメッセージをお願いします
ぶどう栽培の研修を始めた頃はわからないことだらけでしたが、地元の農業者らに教わりながらここまでやってきました。指導農業士の方や市、県の方々がチームとなって研修や就農を後押ししてくれたのも大きかったです。人とのつながりの大切さを実感しています。