畜産研究センターの乳牛の牛舎は、エサの給与が自動化されています。
まず、牧草やとうもろこしなどの材料をミキサーに投入し、混ぜ合わせて乳牛のエサを作ります(ここまでは手動です)。完成したエサは、エサやりロボットに詰め込まれます。
予め設定した時間になると、エサやりロボットが天井のレールに沿って動き、決まった場所に決まった量のエサを落としていきます。
牛が食べ散らかしたエサは、エサ寄せロボットが牛の食べやすいように寄せていきます。
エサの給与など自動化が進んでいますが、エサの食いつきの良さを確認し牛の健康状態を見極めるのはまだ人の仕事です。