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『日本酒って、ビールやハイボールなどと比べるとちょっと手を出しにくい…』
日本酒を飲みなれないビギナーさんは特に、そのように感じたことがあるかもしれません。
『飲んだ時に味の違いが分からない😂』、『どんな食事と合わせるのが正解なんだろう?🤔』、『飲み慣れない味で身近に感じられない!😖』
そんな風に考える方は少なくないと思います。
日本酒ビギナーの私も、地場産業・日本酒振興室に配属となった昨年の春から日本酒に触れる機会が増えたものの、実は常々感じているところです。
そこでこの章では、日本酒に関してビギナーさんが抱きやすい疑問・気持ちにスポットを当て、解決策や答えを探っていきたいと思います!一緒に日本酒の更なる高みを目指しましょう!
※もし日本酒に関して「こんなことも気になっている!」というビギナーさんがいらっしゃれば、ぜひ地場産業・日本酒振興室へご連絡ください。あなたの疑問はビギナーさん全ての疑問です!
今回は、恐らくビギナーさんの多くが感じているであろう『手を出しにくい』という気持ちに焦点を当てたいと思います。
玄人向け・度数が高めでいきなり飲むにはちょっと…そんなイメージがあるかもしれません。
それならば、まずはスパークリング清酒から初めてみるのはどうでしょうか?
アルコール度数が普通の日本酒より低く、しゅわしゅわと飲みやすいスパークリング清酒は、多くの県内各酒造会社でも造られています。あまりの飲みやすさに、初めて飲んだ時の感動は忘れられません😋
いくつか実際に飲み比べをしてみました!
鮎正宗酒造(妙高市)のこちらのスパークリング清酒ですが、瓶の形といいラベルといい、パッと見ると海外のミネラルウォーターやソフトドリンクのようです!
早速飲んでみると、炭酸の中にしっかり日本酒の香りと味が広がります。
甘めで飲みやすい…😊と裏面のラベルを見ると、アルコール度数は6度。普通の日本酒は15度程度なので、かなり低めです。
すいすい飲んでしまいますが、段々ほろ酔いに…。飲みやすくてもしっかりお酒なので、注意です☝
「Sweetfishってなんだろう?」と辞書で調べてみると、魚の『鮎』を意味する単語でした🐟酒蔵の名前から取った商品名なのですね。それにしても甘く飲みやすいスパークリングにぴったりな名前です✨
こちらは甘いお酒が好きな方におすすめです!
次は吉乃川(長岡市)のこちらのスパークリング。(※お酒の種類としてはリキュールです。)
ゆず味に惹かれ飲んでみました。一口飲んで『ゆず!!』と言ってしまうくらいの圧倒的ゆず感!ゆずの苦味と酸味と、日本酒の甘味がマッチしています。
ふと、「塩と合わせると美味しいのでは?」と閃いてしまいました。
塩を日本酒と一緒に口にすると言うと一気に玄人感が出ますが、カクテル風にグラスのフチに塩をつけて飲んでみると、更に美味しい!🙌
ベースは日本酒なので、岩塩だけでなく粗塩や藻塩もおすすめです。
柑橘類がお好きな方はぜひゆずスパークリングを試してみてください✨
最後に、高野酒造(新潟市)のスパークリングです。
爽やかなパッケージが素敵です。そして気になるのは、「ワイン酵母仕込み」という部分!
ワインの製造に使われる酵母を使用して、この日本酒を造っているということ。一体どのような違いが生まれるのでしょう?
味わいは、さっぱりしていて少し酸味があり、白ワインに近いものを感じます🍷ですが香りや味は日本酒!カクテルのような甘さはなく、日本酒らしさをしっかり感じることができます。
ライトに日本酒の味を楽しみたい方や、甘いものよりドライな味が好きな方におすすめです✨
スパークリング清酒は、少量で販売されていることが多いので気軽に試せるのも良いところです☺
是非、まずはしゅわしゅわ軽いスパークリングから日本酒を始めてみてはいかがでしょうか。
次回は、『たくさん種類がある中で、どれを選んだら良いか分からない』という気持ちにフォーカスする予定です✨