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日本酒に関してビギナーさんが抱きがちな疑問・お気持ちにスポットを当て、解決策や答えを探っていく、日本酒ビギナーによる日本酒ビギナーのための連載第2回目。
今回は、『どれを選べば良いのか分からない!』というお気持ちに焦点を当てます!
酒販店やスーパーなどで日本酒コーナーに立ち寄ると、たくさんの種類の酒・酒・酒…。新潟県だけでも89の酒造会社がありますので、そこに加えて全国のお酒が集まってくれば更に多くの日本酒が並ぶことになります。
醸造酒?吟醸酒?生酒?何がどんなお酒?!どれが良いの?!と分からなくなり、選択することを諦めてしまったことが皆さんはありますか?私はあります😂
まずは日本酒のいろはを学ぶことから始めなければいけないのかな、とまた少し日本酒が遠い存在に感じたことも。
そこでいっそ、詳しいことを抜きにして、目に見える情報だけで選んでみたらどうでしょうか。
昔から変わらない伝統的なものから目を惹くかわいらしいものまで、様々なデザインのラベル・瓶が店頭には並んでいます。その中から気に入ったものを選んでみると、今まで知らなかった日本酒との素敵な出会いがあるかもしれません。
色々な日本酒を少量ずつ楽しみたいと考え、気になったデザインのカップ酒を選んでみました!
自分でセレクトしたカップ酒。趣味がばれる気がします…
お花柄が可愛いもの、地域の特色が出ているもの、スタイリッシュなもの…。
たくさんある中から自分のお気に入りを見つけるのはわくわくします。
青木酒造(南魚沼市)「鶴齢」(左)と近藤酒造(五泉市)「酔星」
ピンクのコスモスと真っ赤なチューリップがプリントされたこちらのお酒は、可愛らしい見た目に反してキリっと辛口でした!造られた酒蔵も土地も異なる商品ですが、似たテイストのデザインなので並べてセットで置いておきたくなります。
ふじの井酒造(新発田市)「フジカップ」(左)とお福酒造(長岡市)「お福正宗やまこしの郷」(右)
マティスの版画のような色合いやデザインの「フジカップ」は、目を引くおしゃれさです。
「やまこしの郷」は長岡市山古志の名物である錦鯉と牛の角突きがプリントされており、その地域ならではのデザインですね。
デザインから選ぶと、飲む前からわくわくする上に、飲みながら「なぜこの柄なのだろう?」と考える楽しさもありました。晴れた日に、お好きなおつまみと一緒にピクニックしながら飲むのもおすすめです!
カップ酒は酒瓶より少量なので、気になったものを少しずつ試してみることもできます。
まずはお店で、ビビビとくるラベルを探してみてはいかがでしょうか。きっとお気に入りが見つかるはずですよ☺
次回は、『味の違いがわからない!』という気持ちにフォーカスする予定です✨