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【ぽんしゅびより】『味の違いがわからない!』と思うあなたに(1)ぽんしゅグリア

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0580424 更新日:2023年5月12日更新

ビギナーさん、いらっしゃい!

日本酒に関してビギナーが抱きがちな疑問・気持ちにスポットを当て、解決策や答えを探っていく、日本酒ビギナーによる日本酒ビギナーのための連載。

今回のテーマは、『味の違いが分からない!』(1)。

(1)です。全3回の予定です。

 

日本酒を飲むと、口いっぱいにお米由来の独特の風味が広がります。

「おいしい気はするけれど、ちゃんと理解できていないと思う。」

「酒蔵によって異なる酒の細かい味の違いがはっきり分からない。」

「よく分からないまま飲むなんて、日本酒がもったいないのでは?」

 

…などなど、もやもやしたことはありますか?私はあります。

そもそも、日本酒を飲み慣れていなくて余計に違いが分からない、という方も少なくないのではないでしょうか。

どうしたら違いが分かるようになるだろうかと考えていると、採用されたばかりの頃に提出した書類について、「大切な部分はラインを引いて協調してね」と言われたことを思い出しました。

…そうだ、いっそ味の違いをより強調してみよう!

 

というわけで、味に違いを出せそうなツールをご紹介します。

今回は、『ぽんしゅグリア』((株)FERM8)!

ぽんしゅグリア レモン味

レモン味です。

 

ワンカップにドライフルーツとハッカ糖が入っており、注ぐものは冷でも燗でも炭酸割りでもソーダでも紅茶でもヨシという、なかなかのオールラウンダーです。

 

注ぐ清酒は、『テンナマ』(天領盃酒造)の冷!

ぽんしゅグリア レモン味とテンナマ

 

ぽんしゅグリアに合うお酒は、ご自分で見つけてください!というのが大前提なのですが、とっかかりとして「爽酒」が合いますよ、とされています。

爽酒は、文字どおりスッキリ飲みやすい清酒で、普通酒や本醸造のものを指します。

店頭で爽酒を探していたところ、ネイビーとレッドが目に留まる!力強くも気品ある書体の”生”!脊髄反射で手が伸びる!本醸造…これだ!!

つまりは、パッケージ買いです。

 

おちょこに注がれたテンナマ

さて、まずはテンナマそのものを飲んでみます。

さっぱりしていて飲みやすい…酒造の紹介ページを見ると、フルーティと書かれています。

なるほど、これがフルーティ!

ナッツやドライフルーツなどをつまみたくなりました。

ふと思ったのですが、氷の代わりに冷凍フルーツを入れてもおいしかったりしますかね?

 

ビギナーなりにテンナマを味わい…いざ、味変!

ぽんしゅグリア横からのアングル

ぽんしゅグリア上からのアングル

ここからハッカ糖が溶けるまで混ぜます。

ハッカ糖が少し溶け残ったぽんしゅグリア

すこし溶け残っています。

冷なのである程度は仕方ないかな…ということで、いただきます!

 

まだ、テンナマの味が強いです。

かすかなレモンの香りとハッカ糖の甘み…これは、ロックで飲みたい雰囲気!

日本酒感を楽しむには、グッドタイミングかと思われます。

個人的にはもう少しレモン感が欲しかったので、少し置いてみることにしました。

カシューナッツをつまむなどして5分ほど待ち、改めて飲みます。

 

レモンの風味がガッツリ出ています!

ゴクゴク飲んで、あっという間になくなってしまいました。の、飲みやす~い。

 

注ぐだけで日本酒カクテルを楽しめる手軽さはビギナー的にありがたいですし、時間経過で味が変化するため、日本酒の味が引き算で印象に残っていくところが新感覚でした。ビジュアルもテンション上がる!

他にもいちごや梨、ル・レクチェなどフレーバーがたくさんあるので、甘い味がお好みのビギナーさんはぜひ試してみてくださいね。

 

 

*第2回更新は、5月19日(金曜日)の予定です。

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