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【ぽんしゅびより】日本酒専門の研究機関に注目!新潟県醸造試験場

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0401499 更新日:2021年6月22日更新

日本酒専門の県の研究機関が、新潟市の閑静な住宅街の中にあるのをご存じですか?

その名も『新潟県醸造試験場』!

新潟清酒の振興や日本酒学の拠点形成のための機関です。

全国を見ても、このような県立の試験場はほかにありません。

新潟県醸造試験場

ここでは、おいしいお酒をつくるための技術の研究開発や、県内に87(※令和3年6月現在)ある酒蔵への技術支援、造り手である酒造技能者を育てる新潟清酒学校に講師を派遣するなど、人材育成も行っています。

清酒学校まで新潟にあるなんて…もしかしてそこに入れば、日本酒のことに詳しくなる上に職人にもなれて一石二鳥では?!(?)と早速室長に打診したところ、「酒造企業で働いていないと入学できないんだよ」とのこと…。

一瞬、杜氏(とうじ・酒造りの職人さん)として活躍する未来の自分が見えた気がしたのですが、気のせいみたいです。

設立当初の醸造試験場 かつての醸造試験場職員たち

かつての醸造試験場とその職員たち。歴史の重みを感じます。

ちなみに、日本酒を作るのにかかせない酒米(さかまい)のうちの1つである『越淡麗(こしたんれい)』は、醸造試験場と県の作物研究センターとの共同開発で生まれました。

お米をアルコールに発酵させるために必要な酵母も、『県酵母』としてここで開発されたものが県内の各酒蔵で使われているとか!

同じ品種の酒米や酵母を利用して、さまざまな味の日本酒ができているのが奇跡のように思えてきました。

1930(昭和5)年に創立され、今年でなんと91周年。

新潟県酒造組合とも連携し、ここで新潟の清酒を支える多くの技術や人材が生まれてきたのですね。

 

酒米の稲のみほん

醸造試験場内でみつけたいろいろな酒米見本。一番長い真ん中が越淡麗ですが、初心者には見分けがつかない…

縣乃光

現在は非売品の、醸造試験場の清酒『縣乃光(あがたのひかり)』!どんな味なのでしょう

 

あかい酒

1970年に紅麹菌を用いて開発された『あかい酒』 こんな綺麗な色の日本酒もあるんですね

 

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【こちらもどうぞ!】

新潟県醸造試験場のご案内<新潟県>

酒造好適米越淡麗について<新潟県>

新潟県酒造組合のホームページ<外部リンク>

お酒は二十歳になってから

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