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新発田管内の肉用牛生産者が生産する枝肉の品質向上のために、新発田地域農業振興協議会畜産部会主催の、「黒毛和種枝肉品質向上研修会」を令和5年7月26日(水)に開催しました。
当日は生産者のほか関係機関団体を含め21名とコロナ禍以降最多となる参加がありました。
講師に一般社団法人家畜改良事業団の冨谷尚博氏をお迎えし、「儲かる枝肉のポイント」についてご講演いただきました。
冨谷先生は「儲かる枝肉づくり」のポイントとして、「ワラや牧草などの粗飼料をたくさん食べさせることによる牛の胃袋づくり」、「ビタミンA欠乏やルーメンアシドーシス(牛の胸やけ)の防止」および「健全な肝機能の維持」などについてわかりやすく講演してくださいました。
また、質疑応答の時間には参加者が、「牛が飼料を食べなくなった原因」や「子牛へのミルクの量や給与の仕方」など、日ごろ疑問に思っていたことについて積極的に質問していました。
参加者からは、「自分の牛の飼養管理改善のヒントが得られた」等、研修の手ごたえを感じていたようです。
新発田農業普及指導センターでは、今後も地域の黒毛和種枝肉生産において生産者が儲かる、「重量があり品質の良い枝肉」づくりを推進していきます。
【(一社)家畜改良事業団冨谷尚博講師による講演】
【生産者の質問に対してホワイトボードを使って丁寧に解説してくださいました】