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【保環研】感染症情報(患者発生情報・病原体検出状況:新潟県)
【週報の概要】 令和7年第3週(令和7年1月13日~令和7年1月19日)
全数報告対象疾患
定点把握対象疾患
1位 インフルエンザ(22.72):前週に比べ減少しました。
定点あたりの報告数が多い保健所管内は、上越(44.5)、佐渡(31.33)、村上(28.33)です。
2位 新型コロナウイルス感染症(6.17):前週に比べ減少しました。
定点あたりの報告数が多い保健所管内は、南魚沼(21.33)、佐渡(15.33)、十日町(12.33)です。
3位 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(3.36):前週に比べ増加しました。
定点あたりの報告数が多い保健所管内は、三条(11.60)、上越(6.20)、村上(5.50)です。
全県に警報を発令している疾病:
〇インフルエンザ(警報基準30、終息基準10)
国の示す警報基準以上となった管内のある疾病:
〇インフルエンザ(警報基準30):佐渡、上越
〇A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(警報基準8):三条
〇伝染性紅斑(警報基準2):上越
〇急性出血性結膜炎(警報基準1):三条
定点あたり報告数とは?
定点把握疾患では、あらかじめ指定した医療機関(定点)から患者数が報告されます。
定点からの報告数の合計を、定点数で割った数が、「定点あたり報告数(人/定点)」です。
この数値により、感染症の流行状況を把握します。
疾患によって、週単位で集計するものと月単位で集計するものがあります。
今週のトピック
◆県内全域にインフルエンザの警報を発令しています
~手洗い、咳エチケット等予防に努めましょう~(別紙1参照)
○県内では定点当たりの報告数が全県で22.72と前週の35.36に比べ減少しました。
○引き続き基本的な感染対策をお願いします。
・うがいや手洗いの励行や咳エチケットを心掛けましょう。
・発熱や咳などの症状がある場合は、外出を控えてください。
・やむを得ず外出される場合にはマスクを着用しましょう。
○終息基準(定点当たり報告数10)を下回るまで警報を継続します。
別紙1 インフルエンザについて [PDFファイル/129KB]
◆新型コロナウイルス感染症に注意しましょう。(別紙2参照)
○県内では定点当たりの報告数が全県で6.17と前週の9.29に比べ減少しました。
○個人の重症化予防を目的とした高齢者等への定期接種が実施されています。
○お手元に接種券がなくてもワクチン接種は可能です。
定期接種等ワクチン接種を検討されている方は、お近くの医療機関やお住いの自治体にお問い合わせください。
別紙2 新型コロナウイルス感染症について [PDFファイル/370KB]
◆マイコプラズマ肺炎に注意しましょう。(別紙3参照)
○県内では定点当たりの報告数が全県で1.31と前週の1.38に比べ減少しました。
(参考:2週前 1.23、3週前 1.54)
別紙3 マイコプラズマ肺炎について [PDFファイル/136KB]
◆梅毒の届出がありました。(別紙4参照)
○性交渉により感染します。性交渉の際にはコンドームを使用しましょう。
【新潟県感染症対策・薬務課 週報速報版】 詳細なデータをご希望の方はこちらをクリックしてください
患者報告数の時間的・地域的状況
時間的状況
地域的状況
病原体検出状況
感染症発生動向調査に基づき、医療機関から提供された検体について病原体検出を行った結果を
掲載しています。
病原体検出情報(2020年~2024年12月) [PDFファイル/369KB]
対象疾病一覧
届出基準および届出様式は、下記のホームページをご覧下さい。
厚生労働省ホームページ:感染症法に基づく医師の届出のお願い<外部リンク>
国立感染症研究所感染症情報センター<外部リンク>
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