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【保環研】感染症情報(患者発生情報:新潟県)
【週報の概要】 令和7年第51週(令和7年12月15日~令和7年12月21日)
全数報告対象疾患

定点把握対象疾患
1位 インフルエンザ(33.16):前週に比べ減少しました。
定点あたりの報告数が多い保健所管内は、村上(86.50)、長岡(38.00)、三条(36.60)です。
2位 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(5.03):前週に比べ増加しました。
定点あたりの報告数が多い保健所管内は、長岡(13.00)、三条(12.33)、村上(6.00)です。
3位 感染性胃腸炎(2.60):前週に比べ増加しました。
定点あたりの報告数が多い保健所管内は、糸魚川(21.00)、魚沼(9.00)、上越(4.50)です。
全県に警報を発令している疾病: インフルエンザ
定点あたり報告数とは?
定点把握疾患では、あらかじめ指定した医療機関(定点)から患者数が報告されます。
定点からの報告数の合計を、定点数で割った数が、「定点あたり報告数(人/定点)」です。
この数値により状況を把握します。
疾患によって、週単位で集計するものと、月単位で集計するものがあります。
今週のトピック
◆年末年始は帰省や旅行等で人の動きが増加します。基本的な感染対策をお願いします。
○感染予防のため、手洗い、マスクの着用を含む咳エチケット、室内での換気の実施など、基
本的な感染対策の徹底をお願いします。
○発熱や咳などの症状がある場合は外出を控えましょう。やむを得ず外出が必要な場合はマス
クを着用するとともに、人混みを避けましょう。
○年末年始の診療体制等については、参考資料の新潟県報道発表資料(令和7年12月22日付
け)を参照ください。
※年末年始期間中(12月27日~1月4日)においては、開院している医療機関が限られます
ので、ご注意ください。
※受診の必要性や対処方法について看護師等に相談できる救急医療相談電話「#7119」、小
児救急医療相談「#8000」は、年末年始期間中、24時間受付しています。
※LINEから24時間相談が可能なAI救急相談アプリもご活用ください。
参考資料 年末年始における診療体制等について [PDFファイル/5.72MB]
◆県内全域にインフルエンザの警報を発令しています。(別紙1参照)
○県内では定点当たりの報告数が全県で33.16と前週の40.20に比べて減少しましたが、警報基
準を超えており、幼児から中学生までを中心に患者が多い状況にあります。
○国においては、インフルエンザ流行にかかる注意喚起を行っています。
https://www.mhlw.go.jp/index.html<外部リンク>
○重症化予防の観点からインフルエンザワクチン接種は有効とされています。
別紙1 インフルエンザに注意しましょう [PDFファイル/140KB]
◆今年度の新型コロナワクチンの定期接種が始まっています。(別紙2参照)
○新型コロナによって重症化する割合は、65歳以上の年代で高いため、この年代の方などを対
象とした定期接種が10月から実施されています。
○感染者で多く検出されているNB.1.8.1(ニンバス株)にも効果が期待されることが報告され
ています。
○新型コロナワクチンの接種を検討されている方は、以下のホームページを参考にしてくださ
い。
https://www.pref.niigata.lg.jp/sec/kanyaku/coronavaccine.html
別紙2 新型コロナワクチンの定期接種について [PDFファイル/1.61MB]
【新潟県感染症対策・薬務課 週報速報版】 詳細なデータをご希望の方はこちらをクリックしてください
患者報告数の時間的・地域的状況
時間的状況
地域的状況
病原体検出状況
【保環研】感染症情報:病原体検出状況 を ご覧ください。
対象疾病一覧
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