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【上越】認知症が気になる方へ
認知症はどのような病気?
認知症とは、いろいろな原因で脳の細胞が減ってしまったり、働きが悪くなったためにさまざまな障害が起こる病気です。
認知症の種類
- 脳の細胞がところどころ減り、脳が萎縮して起こる認知症(アルツハイマー型認知症など)
- 脳の血管が詰まるなどして、脳の一部がまとめて働かなくなった結果起こる認知症(脳血管性認知症)
また、65歳未満で発症した場合は、若年性認知症と呼ばれます。
こんな症状はありませんか?
ご自分やご家族に、このような症状はありませんか?
- 最近もの忘れがひどい
- 探し物が多い
- 物事を覚えられない
- 時間の感覚が鈍くなった
- 今がいつかわからない
- よく道に迷う
- 今まで行けていた場所に行けなくなる
- 行けそうにない場所に行こうとする
- 自分が今どこにいるかわからなくなる
- よく人を間違える
- 目の前の人が誰かわからない
- 考えるスピードが遅くなった
- 一度に2つ以上のことができなくなった
- 混乱しやすくなった
- 大切な判断ができなくなった
- うまく計画がたてられなくなった
- その場の状況が読めず、的外れな行動をとるようになった
- 元気がなくなった
- やる気がでない
- 疑いぶかくなった など
このような症状が重なったり、長く続くようなら、一度医師に相談してみてください。
認知症疾患医療センター
新潟県では、認知症の方とそのご家族が住み慣れた地域で安心して生活ができるための支援の一つとして、「認知症疾患医療センター」を指定しています。
認知症疾患医療センターは、認知症の専門医や相談員を配置し、「医療機関受診前の医療相談」、「認知症の原因疾患を特定する鑑別診断及びそれに基づく治療」、「地域における医療機関等の紹介」等を行う専門医療機関です。
認知症に関するお悩みや心配事がありましたら、認知症疾患医療センターにご相談ください。
認知症医療疾患センター(高田西城病院内)025-523-2139
地域包括支援センター
「地域包括支援センター」は、在宅での生活をさまざまな面から支えるために市町村が設置している機関です。
40歳以上で認知症のため生活に援助が必要な方は、介護保険制度を利用することができ、地域包括支援センターでは介護保険の手続きも行っています。
ご家族の介護が大変、一人暮らしで不安など、生活のうえでお悩みのある方は、お近くの地域包括支援センターにご相談ください。
認知症サポーターキャラバン
「認知症サポーターキャラバン」は、「認知症サポーター」と「キャラバンメイト」を全国で養成し、認知症になっても安心して暮らせるまちづくりを目指す活動です。
- 認知症サポーターとは
認知症サポーターは、認知症について正しく理解し、認知症の方やご家族を温かく見守り、支援する応援者です。
地域住民や商店・企業の従業員、学生・生徒など、様々な方がサポーターとなっています。 - キャラバンメイトとは
キャラバンメイトは、認知症サポーターの講師役となる方です。
町内会や企業、学校などから依頼を受け、「認知症サポーター養成講座」を開催します。