本文
展示鳥類剥製(コチョウゲンボウ)
コチョウゲンボウ
コチョウゲンボウ(オス)
鳥名
コチョウゲンボウ【小長元坊】ハヤブサ目ハヤブサ科ハヤブサ属(英名 Merlin)全長♂27-31cm、♀31-34cm、翼開長64-73cm
季節・分布
冬鳥として、秋季、主に佐渡島を含む平野部の湖沼、河川敷、農耕地などに少数渡来。
生息環境
平地の広大な草地、農耕地、河原、埋立地など。
行動
1羽で行動。電柱や電線、杭、土塊などの上で休息し、そこから飛び立って、早い羽ばたきで低空を飛び、小鳥やネズミなどを捕る。ホバリング(停空飛行)は稀にしか見られない。
形態
雄の上面は青灰色。雌や若鳥の上面は褐色で、区別が難しい。
鳴き声
「キィキィ」と鳴く。
特徴
狩場で電線にとまって見張りをしていることが多い。チョウゲンボウに比べて尾羽が短いので、とまっているときはハト類に似る。
用語解説
留鳥 同じ地域に一年中生息し、季節移動しない鳥
夏鳥 春になると南方から渡来して繁殖し、秋に渡去する鳥
冬鳥 秋に北方から渡来して越冬し、春に渡去する鳥
旅鳥 春と秋の渡りの時期に立ち寄る鳥
漂鳥 国内を季節移動する鳥
迷鳥 通常は渡来も通過もしないが、悪天候などで迷い込んだ鳥