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展示鳥類剥製(ハリオアマツバメ)
ハリオアマツバメ
ハリオアマツバメの剥製
鳥名
ハリオアマツバメ 【針尾雨燕】 アマツバメ目アマツバメ科ハリオアマツバメ属 (英名 White-throated needletail)
全長21cm 翼開長50cm
季節・分布
新潟県では夏鳥。
春と秋の渡りの時期には県内各地を通過する。
生息環境
平地から山地の林・草原の上空。
行動
飛行しながら飛んでいる昆虫を捕食する。
営巣は大木の樹洞で行う。
木の幹や岩などに爪を引っ掛けて垂直にとまる。
形態・特徴
雌雄同色。
体は黒褐色で翼上面には青色の光沢、尾羽には緑色の光沢がある。
翼は非常に長い。
尾羽の先端は羽軸が突出し、針状になっている。
額、喉、下尾筒、三列風切の一部が白い。背は灰白色。
足と趾は短いが爪は長く鋭い。
鳴き声
「ツィリリリ」 「ジュリリリ」
用語解説
留鳥 同じ地域に一年中生息し、季節移動しない鳥
夏鳥 春になると南方から渡来して繁殖し、秋に渡去する鳥
冬鳥 秋に北方から渡来して越冬し、春に渡去する鳥
旅鳥 春と秋の渡りの時期に立ち寄る鳥
漂鳥 国内を季節移動する鳥
迷鳥 通常は渡来も通過もしないが、悪天候などで迷い込んだ鳥