本文
【柏崎】初夏の風物詩えんま市とともに柏崎の夏ははじまります
新型コロナウイルスの影響で2年連続の中止となっていた柏崎の伝統行事「えんま市」が3年ぶりに開催されました。
えんま市は、村上大祭(村上市)、蒲原大祭(新潟市)と並び、新潟三大高市(たかまち)の一つで、200年以上の伝統があります。元々は、柏崎市東本町にある閻魔堂で行われていた「馬市」だったものが、文政年間(1818~1830)には露店が立ち並ぶ縁日の形態となったと伝えられています。
3年ぶりのえんま市で気分も高まりますが、まずは皆さんえんま市の入り口にある閻魔堂で参拝を行います。
その後、道路の両側に露店が約2kmにわたって連なるえんま市へ向かいます。
3年ぶりの開催となった今年は、例年であれば500店以上の露店が軒を連ねていたものを感染予防対策として露天商を県内業者に限定し、各店ごとの間隔を約3.5mとしたことから露店数は約140店と例年の3割弱にとどまりましたが、会場は大勢の人で賑わい柏崎の初夏の風物詩の復活に夏への期待感の高まりを感じました。
この初夏の風物詩のえんま市を皮切りに柏崎の夏がはじまります。その中でも「ぎおん柏崎まつり(7月24日~26日)」は真夏の一大イベントです。今年は、「民謡街頭流し」や「たる仁和賀(にわか)」は中止となりましたが、3年ぶりに「海の大花火大会」が最終日に開催される予定です。
柏崎花火の特徴は空に打ち上げる豪快な尺玉もさることながら海の自然そのものを舞台として、そこで魅せる花火の技・演出が見事なことです。堤防幅600mを利用した仕掛けや、海に向かって花火を打ち込み、そこから多彩なバリエーションを展開していく様は、まさに硬軟自在で圧巻です。(写真は2019年開催の海の大花火大会(柏崎市写真提供))
初夏を迎え、これから様々な海のイベント(【番神自然水族館】や【海で水球in 柏崎】)が待っています!!盛り上がりを見せる柏崎へ、どうぞ皆さま、ぜひお立ち寄りください。
柏崎地域振興局フェイスブックはこちら<外部リンク>