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夏の交通事故を防止しましょう
夏の交通事故を防止しましょう
夏場は、夏休みや帰省などもあり、子どもたちや若者の開放感から起こる事故や、夏のレジャーによる疲労運転等から起こる事故が懸念されます。
「事故を起こさない」「事故に遭わない」ために、交通ルールの遵守と正しい交通マナーを実践して、交通事故防止を図りましょう。
横断歩行者等の交通事故防止
- ドライバーは、横断歩道の標識やダイヤマーク(交差点付近のひし形の標示)がある場所では、その先にある横断歩道を渡っている人、渡ろうとしている人がいないか、しっかりと確認しましょう。
- 横断歩行者がいないことが明らかな場合を除いて、ドライバーは横断歩道手前で停止できるような速度で運転しなければなりません。
- 横断歩道を渡っている人や、渡ろうとしている人がいる場合には、きちんと停止して、通行を妨げてはいけません。
- 特に住宅街や公園の近くなど、歩行者の多い環境では、より一層の注意が必要です。
- 歩行者と車が衝突する事故では、歩行者に「信号無視」、「車の直前・直後の横断」、「飛び出し」や「付近に横断歩道があるのに、横断歩道ではない場所を横断する」などの違反が認められる場合があります。道路を横断する際は、左右をしっかりと見て、安全を確認しましょう。
- 夏休みの時期は、外出の機会も増え、子どもが交通事故に遭う危険性が高くなります。子どもが交通事故に遭わないように、保護者等の皆様は、お子様と一緒に「歩行者の交通ルール」に再確認し、悲惨な交通事故を防ぎましょう。
疲労運転の防止
- 夏場は、暑い屋外での活動の他にも、熱帯夜で十分な睡眠がとれない場合や、屋外と屋内との気温差などで、知らないうちに疲労が蓄積し、漫然運転や居眠り運転につながります。こまめに休憩をとり、「疲労」を溜めないようにしましょう。
- 「漫然運転」とは、集中力や注意力が低下した状態で運転することを指します
漫然運転は目の前の危険に対し、判断、操作が遅れる大変危険な運転です。 - 特に高速道路を運転をする前には、体調を万全にし、時間にゆとりをもった運転計画を立てることが大切です。
飲酒運転の根絶
- 飲酒運転は、アルコールの影響により注意力や判断力が低下し、交通事故に直結する大変危険な行為で、重大な犯罪です。「飲んだら乗らない、乗るなら飲まない、運転する人には飲ませない」を徹底し、飲酒運転を根絶しましょう。
- 飲酒運転による交通事故は死亡事故につながる危険性が高くなります。
全国的に「運転者が飲酒していた場合」では、とそうでない場合と比較して、死亡事故になる確率が約9.2倍も高いという状況です。