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【南魚沼】あとつぎサミットVol.3を開催しました
南魚沼地域振興局では、地域の中小企業者が抱える後継者問題について、地元の皆様や首都圏在住で地域や起業に関心のある方々と共に考える場として、7月から10月まで4回のイベント「あとつぎサミットVol.1」、「Vol.2」、「あとつぎベンチャーセッション」、「あとつぎアイデアソン」を開催してきました。
これら一連のイベントの総括として、11月16日(土曜日)に湯沢町の湯沢カルチャーセンターで「あとつぎサミットVol.3」を開催しました。
サミットには湯沢町から田村正幸町長、南魚沼市から岡村聡副市長にもご参加いただきました。
過去4回の取組報告
サミットでは、まずこれまでの4回のイベントについて、企画運営を担当した、きら星(株)から開催経緯や概要を説明しました。
アイデアソンでの提案発表
続いて、10月に東京で行ったアイデアソンに参加した4チームから出された提案について、それぞれプレゼンが行われました。
「ピュアホワイトイン」と「ヤドツグ」からは提案者ご本人が来場し、熱のこもったプレゼンが行われました。
【中小規模のペンション・旅館業の経営課題を解決セヨ】(チーム名:ピュアホワイトイン)
中小規模のペンションはオーナーのレベル=経営力になってしまいがち。持続可能が難しい、特定の人物のスキルに依存してしまう経営体制からどうやって脱却していくか?
【担い手不足を解消する「若旦那・女将インターン」】(チーム名:ヤドツグ)
リゾートバイトではなく、「若女将」「若旦那」を目指していくための有給インターンプログラム。どこからどうやって人を集め、どのように展開していくか?
ほかの2チームについては、運営側からプレゼンしました。
【地域の「お土産」の作り手の経営課題を解決セヨ】(チーム名:比較的ヤング)
南魚沼・湯沢でしか買えないこだわりの「お土産」。個人事業としてやっており、あとつぎもいない。「自分で終わりかなぁ」と事業者自身が思っている。そんな、後に継げない理由が事業者のモチベーションの問題である場合、どのような解決策が考えられるか?
【やめたい人・継ぎたい人のマッチングシステム】(チーム名:金継ぎ)
‟事業などをやめたい”、‟空き家を手放したい”、‟農地を手放したい”そんな思いを持つ人と、そうしたものを継ぎたい人。心理的、物理的ハードルを越えてどうやって繫げていくか?
講評
プレゼン終了後、田村町長と岡村副市長から提案内容について講評をいただきました。
取組の総括
最後に南魚沼地域振興局から今年度の取組についての総括を行いました。
あとつぎサミットVol.3をもちまして、今年度の取組は終了しましたが、南魚沼地域振興局では次年度以降も引き続き、地元や首都圏の方々と連携してあとつぎ問題に取り組んでいきます。
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