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【村上】収穫交流会が行われました。
12月21日(火曜日)、小川小学校にて、同小の5年生と村上養護学校高等部の皆さんで、収穫交流会が行われました。
5月から、2校の交流として行われてきた農業体験。今回はその集大成として、秋に収穫したもち米を使って2種類の餅を手作りしました。
収穫したもち米でお菓子作り
たてこしの皆さん
これまで2校の農業体験に協力してくださった農業法人「たてこし」船山さんのあいさつの後、各グループに分かれて自己紹介をしました。
その後、農林振興部普及課の職員が餅の作り方を説明し、作業を始めました。
上手に分けられるかな?
今回皆さんで作るのは、「なんちゃって桜餅」と「ティラミス餅」。
桜餅を食べたことのある人はたくさんいましたが、一体どんな餅なのか、皆さん興味津々です。
ねばねばした餅を人数分に分けるのに悪戦苦闘しながらも、グループで協力しながら、皆さん楽しく手作りしていました。
「なんちゃって桜餅」と「ティラミス餅」
出来上がった2種類の餅。
左が「なんちゃって桜餅」、右が「ティラミス餅」です。
「なんちゃって桜餅」は、食紅を入れたピンクの餅であんこを包んだもの、「ティラミス餅」は、白い餅にココアパウダーをまぶしたものです。
皆さん上手に作ることができ、おいしくいただきました。
おいしそうな蒸しパン
また、地元のお母さんたちの協力で、米粉蒸しパンもいただきました。
くるみ入りの大きな蒸しパンは、もちもちとした食感で、満腹感も大きかったのではないでしょうか。
全体の様子
最後に、小川小学校の児童と村上養護学校の生徒に感想を発表してもらいました。
小川小学校の児童は、「稲刈りは初めてだったけど、楽しかったです。普段交流する機会がないので、一緒に作れて良かったです。」、
村上養護学校の生徒は、「交流会に招待してくれてありがとうございました。田植えや稲刈りは初めての体験で不安だったけど、皆さんが優しくしてくれて楽しくできました。」と、それぞれ発表しました。
5月の野菜の苗の植付や田植えから始まり、成長、収穫、食べるまでの過程を体験し、食べ物の大切さ、育てることの難しさや喜びなど、様々なことを感じることができたと思います。また、農業を通して、地域の方々や学校同士の交流も深めることができたのではないでしょうか。
これからも、毎日欠かすことのできない「食べ物」に関わるいろいろな方々への感謝の気持ちを忘れずに、学校生活を送って欲しいと思います。
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