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【村上】日本最初の鮭の博物館「イヨボヤ会館」 ふるさと村上に帰ってきた鮭を展示中
鮭の季節 イヨボヤ会館へ行こう
館内の地下にある「鮭観察自然館」では、種川をガラス越しに観察できます
鮭のまちとして知られる村上市。イヨボヤ会館は、市内を流れる三面川沿いにあり、昭和62年4月に日本最初の鮭の博物館として開館した大変珍しい博物館です。
三面川は、村上藩士・青砥武平治(あおとぶへいじ)が鮭の自然ふ化増殖に世界で初めて成功した地として、全国に名を広めました。青砥武平治は、自らが考案した三面川の分流「種川(たねかわ)」を作り上げ、村上の鮭文化の礎を築いたのです。ここ、イヨボヤ会館では、青砥武平治記念コーナーも設けています。
館内の見どころは、館内地下の「生態観察室」と「鮭観察自然館」。鮭が三面川に帰ってくる10~12月頃、勇壮な親鮭たちの生態をガラス越しに観察することができます。また、村上の鮭の歴史と文化をパネル展示やシアターなどから学ぶこともできます。
村上の鮭のすべてがわかりやすく展示されている「イヨボヤ会館」。皆さん、この機会にぜひご来場ください。
~おすすめ情報~イヨボヤ会館 テレビ放送
2017年11月4日(土曜日)午後9時から、TBSテレビ(BSN新潟放送)「日立世界ふしぎ発見!」で、イヨボヤ会館が紹介されます。
今回のテーマが鮭ということで、鮭の生態や歴史文化などが紹介される予定です。皆さん、ぜひご覧ください。
「生態観察室」改修工事が完了し、鮭展示を開始!
館内地下に設けている生態観察室(人工河川)では、10月下旬に観察窓等の改修工事が完了。現在、三面川に遡上してきた鮭を展示中です。
間近で鮭を見ることができます(地下:生態観察室/人工河川)
イヨボヤ会館(外観)
イヨボヤ会館ホームページはこちらから!<外部リンク>
※「イヨボヤ」とは、村上地域の方言でサケ(鮭)のこと。
「イヨ」も「ボヤ」も「魚」という意味で、村上人が鮭を
「魚の最たるもの」としてみてきた歴史の重い言葉です。