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県内のため池の紹介
新潟県ホーム農地部農地建設課防災係新潟のため池県内のため池の紹介
大池・小池
約1600ヘクタールの受益に用水を供給する大池・小池
所在地: 上越市頸城区石神(大池)、上越市頸城区花ヶ崎(小池)
堤高: 8.0メートル(大池、小池)
堤長: 284.5メートル(大池)、356.0メートル(小池)
貯水量: 1,994,000立方メートル(大池)、1,080,000立方メートル(小池)
大池・小池は、貯水量約300万立方メートルを誇り、約1,600ヘクタールの受益に用水を供給する地域にとって非常に重要なため池です。
文禄の古図(1593年)に記されている古くからの池で、「大池の大亀と小池の大蛇」という民話も語り継がれています。
ため池を含む付近一帯は、「直峰・松之山大池県立自然公園区域」に属しており、池の周辺には、遊歩道やキャンプ場、自然学習施設等が整備され、県内外から多くの利用者が訪れます。
とら堤
とら堤と桜
所在地: 村上市有明
堤高: 6.0メートル
堤長: 117.0メートル
貯水量: 65,000立方メートル
「とら」と言う娘の伝承話が伝えられている「とら堤」は、約40ヘクタールの農地に水を供給している地域にとって貴重な用水源です。
春は桜、夏は昆虫、秋は紅葉、冬には渡り鳥が飛来する自然豊かなため池であり、湖畔には遊歩道、東屋、浮き桟橋、駐車場が整備され、多くの利用者が訪れる憩いの場となっています。
清水平ため池
清水平ため池とトキビオトープ
所在地: 佐渡市正明寺
堤高: 9.0メートル
堤長: 14.0メートル
貯水量: 53,000立方メートル
清水平ため池は、約300年前に築造された歴史あるため池で、現在も約20ヘクタールの農地に水を供給しています。
トキ舞う自然豊かな佐渡市内にある景観の美しいため池で、ため池の隣には昭和42年から平成5年まで環境庁佐渡トキ保護センターがあり、保護活動が行われていました。
現在は、NPO法人「ときドキ応援団」により、トキのビオトープ(トキの餌場)づくりが行われています。
佐渡地域レポート~まあ、ねまらんか~Vol.49[PDFファイル/839KB]
坊ヶ池
坊ヶ池と残雪の妙高山
所在地: 上越市清里区青柳
堤高: 15.0メートル
堤長: 40.0メートル
貯水量: 956,000立方メートル
「ため池百選」に選定された坊ヶ池は江戸時代に築造され、現在も258ヘクタールの田んぼや畑に水を供給しています。
「竜神伝説の池」として有名で、坊ヶ池の名は伝説の池に棲む竜神の子どもである「坊太郎」からきており、毎年5月8日には湖畔の弁財天(水の神)にまつわる神事が盛大に行われています。
小高い山の頂上に位置し、上越市街の夜景や夜空に輝く無数の星を眺めることができ、湖畔には天文台「星のふるさと館」、宿泊施設「山荘京ヶ岳」、キャンプ場等があり、多くの利用者が訪れる憩いの場となっています。
朝日池
朝日池大地引網漁
所在地: 上越市大潟区内雁子新田
堤高: 1.5メートル
堤長: 1100.0メートル
貯水量: 1,196,000立方メートル
ため池百選に選定された朝日池は、1646年に高田藩の中谷内新田開発により築造され、現在も276ヘクタールの水田に水を供給しています。
平成18年に外来魚駆除と地域コミュニティ活動の場として「大地引網漁」が50年ぶりに復活し、地域内外から大勢の人々が訪れ、交流の場となっています。
毎年11月頃から渡り鳥が飛来し、数千のマガモ、コガモ、ハクガン、ヒシクイ、ハクチョウ、カルガモ、オシドリなどが羽を休めます。冬でも湖面が凍らず、渡り鳥の姿を間近に見れることから、多くのカメラマンが訪れています。
- 新潟県から4か所のため池が「ため池百選」に選定されました!
- 用排水路やため池での水難事故防止のお願い
- 農業用の水路・ため池水難事故防止強化期間について
- ため池(農林水産省)<外部リンク>
- ため池(フリー百科事典 ウィキペディア日本語版)<外部リンク>
- ため池講座(兵庫県農政環境部農林水産局農村環境室)<外部リンク>
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