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【下越】多頭飼育崩壊未然防止対策に取り組んでいます

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0498581 更新日:2024年1月30日更新

多頭飼育崩壊とは

無秩序にペットが増え、適正に飼育できる数を超えた結果、経済的にも苦しくなり、ペットの飼育が出来なくなる状況を「多頭飼育崩壊」といいます。多くの場合、十分な世話ができておらず、不衛生な環境で病気や奇形の犬や猫が多数飼育されており、飼い主だけではなくペットの生活にも支障が出ています。

 猫がたくさんいる写真

出典:新潟動物ネットワーク啓発パネル

多頭飼育対策のガイドラインが策定されました。

環境省ガイドライン<外部リンク>

多頭飼育になってしまう方は、動物以外の問題も抱えている傾向があり、全国的にも大きな問題となっていることから、令和3年3月に環境省が「人、動物、地域に向き合う多頭飼育対策ガイドライン」を策定しました。多頭飼育問題は飼い主自身では解決が難しいため、動物愛護管理部局と社会福祉部局が協力して対応する必要があるとされています。

猫の多頭飼育について

令和4年度に下越動物保護管理センターで飼い主から引き取った犬は5頭、猫は181頭でした。引き取り理由についてまとめたところ、「繁殖により増えた」という理由で引き取る割合が多いことが分かります。

猫の引取り理由

猫増える猫の繁殖能力の高さを知らず、何の気なしに野良猫に餌やりをしたり、手術しないで複数の猫の飼育をしたことが原因で、1年後には多頭飼育崩壊に陥ってしまう方がおり、近所からの苦情や飼い主本人からの相談がたくさんセンターに寄せられています。このような多頭飼育崩壊となる前に、未然に防止する必要があると考えています。​

社会福祉関係者等へ多頭飼育対策普及啓発活動を行っています

人と動物、みんなが安心して快適に暮らせる地域のために、人の福祉、動物の福祉それぞれの方向から問題に取り組む事が大切です。
下越動物保護管理センターでは、多頭飼育問題について多くの方に知ってもらい、多頭飼育崩壊となる前に「早期発見・早期解決」をめざしています。そのために、福祉関係者等を中心にへ多頭飼育問題について情報提供し、呼びかけを行っています。資料の一部は下記をご覧ください。

危険度チェック
多頭飼育崩壊危険度チェックシート [PDFファイル/646KB]

探知チェックシート
多頭飼育探知チェックシート [PDFファイル/650KB]

どうして不妊去勢手術しなければならないの
どうして不妊去勢手術をしなければならないの? [PDFファイル/559KB]

今どきの猫の飼い方
今どきの猫の飼い方 [PDFファイル/2.25MB]

飼い主のいない猫の不妊去勢手術について
所有者のいない猫の不妊去勢手術助成金制度 [PDFファイル/969KB]

新しい飼い主募集チラシ(例)
新しい飼い主募集チラシ(例) [PDFファイル/84KB]

チラシイメージ
ねこに手術をするといいことばかり ねこに手術をしないとこまることばかり [PDFファイル/1.3MB]

チラシイメージ
野良ねこのお世話をするなら手術をしましょう [PDFファイル/721KB]

犬や猫での困りごとは、下越動物保護管理センターに早期に相談してください。

膨大な頭数に増えてしまってからお手上げ状態になり、センターに相談される飼主さんが多いです。増えすぎてしまった犬猫による糞尿、悪臭被害等で近所の方から相談いただくこともあります。数が増えれば増えるほど解決するにも時間がかかるため、そうならないうちにセンターに相談してください。

また、最近は高齢者や障碍者の方が多頭飼育崩壊となってしまう事例が増えています。相談先がわからずお1人で悩みを抱えてらっしゃる方もいますので、周囲の方で気になる方がいれば早めにご相談ください。

下越動物保護管理センター 0254-24-0207 新発田市奥山新保430 (平日8時30分~17時15分)

関係機関一覧
機関名 電話 管轄区域
新潟県動物愛護センター 0258-21-5501 五泉市、加茂市、三条市、燕市、田上町、弥彦村、長岡市、見附市、小千谷市、出雲崎町、柏崎市、刈羽村、魚沼市、南魚沼市、十日町市、湯沢町、津南町
下越動物保護管理センター 0254-24-0207 村上市、関川村、粟島浦村、胎内市、新発田市、阿賀野市、聖籠町、阿賀町
上越動物保護管理センター 025-525-9263 上越市、妙高市、糸魚川市
佐渡保健所 0259-74-3399 佐渡市
新潟市動物愛護センター 025-288-0017 新潟市

適正飼育が困難な場合の繁殖制限が義務化されました!

令和2年6月に動物愛護法が改正され、犬や猫の飼い主さんにはペットがみだりに繁殖して適正に飼育することが困難になるおそれがある場合、不妊去勢手術等により繁殖防止をすることが義務化されました。(動物の愛護及び管理に関する法律第37条)

気付いたら早めに相談を!

不幸な命を誕生させないために、皆様の「気づき」が必要です。ご理解とご協力をよろしくお願いします。

地域で
地域で見守り、未然に防止(おもて) [PDFファイル/1.46MB]
地域で見守り、未然に防止(うら) [PDFファイル/1.36MB]

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