本文
6月の旬 そらまめ
新潟産の特徴
春になると南の方から連続して出荷されてきます。
新潟県では、冬を越え、4月~5月の好気象と肥沃な土壌により風味豊かなそらまめとなります。
初夏の訪れを感じさせる、数少ない旬のはっきりしている野菜です。
主な産地の紹介
新潟での主な産地は、西蒲区です。昔から比較的雪に強い品種を自家用として栽培していました。
現在の大粒の品種は雪に弱いですが、冬を越すためのいろいろな試験や工夫が行われ、昭和60年代初め頃から本格的に栽培が始まりました。
県内の主な産地
栽培・収穫の様子
今、出荷されているそらまめは昨年の10月に種をまき、雪に負けないようトンネル被覆をし、越冬します。4月中旬頃から開花し、莢が着いてきます。
そらまめの莢は最初は上向きになっていますが、熟度が進むにつれて下向きになります。
莢に凹凸がでて緑色が濃くなり、光沢も出てくる頃が収穫の適期です。
おいしい食べ方
- 塩ゆで
- そらまめを莢からはずし、尻の方に包丁で皮に切れ目を入れます。
ゆであがったときに、皮にしわが寄らずに食べやすくなります。 - 沸騰した湯に少々の塩を入れ、約3分間ゆで、ざるに入れてさまします。
- ゆでる直前に莢から出し、ゆですぎないことがおいしく食べる「ポイント」です。
- そらまめを莢からはずし、尻の方に包丁で皮に切れ目を入れます。
- その他
炒め物、サラダにもおすすめです。やや固めにゆで、皮をむいたものを利用します。
知っていますか?ミニ知識
おはぐろが食べ頃をお知らせします
莢を割って、おはぐろ部分に珠柄(へそのお)が付いたままでは早く、珠柄がとれて黒い細い線が一本入っている頃が適期です。おはぐろが全て黒くなってしまうと過熟です。