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街路事業の重点的な取り組み(3)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0061382 更新日:2022年3月31日更新

防災環境軸の形成

 都市防災機能の向上を図るため、緊急輸送道路や避難路等の整備を行うとともに、密集市街地において延焼遮断帯となる道路の整備を行います。

事業例[D]都市計画道路 中央通り線(十日町市)

 当路線は、十日町市川西地域の中心市街地の骨格を形成する幹線道路であり、主要地方道小千谷十日町津南線として第二次緊急輸送道路に指定されています。商店や学校等へのアクセスにも不可欠な道路となっています。

 整備前は歩道幅が狭いため、冬期は歩道の通行ができず、交通弱者にとって非常に危険な状況でした。また、川西地域唯一の公共交通である路線バスの運行ルートでもあることから、歩行者空間の拡大、路線バスの運行支援を図るとともに、雪や災害に強い道路整備により都市防災機能が向上しました。

写真(着工前後)_中央通り線

 

事業例[E]都市計画道路 本町小粟田線(小千谷市)

 当路線は、小千谷市中心市街地から長岡市方面へ向かう幹線道路であり、第2次緊急輸送道路に指定されています。

 沿線には平成29年4月に総合病院が開院し、大型商業店舗や工業団地もあることから慢性的に渋滞し、現道は道幅も狭く歩道もないため歩行者にも危険な状況でした。

 道路拡幅と歩道設置により、当路線を通学路として利用する児童や、病院を訪れる患者等の安全確保が図られます。また、災害時における病院、消防署等へのアクセス確保等、緊急輸送路としての機能強化も図られます。

写真(着工前後)_本町小粟田線

 

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