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新潟県では、近年の激甚化・頻発化する豪雨災害に対し、学校教育を通じて家庭や地域にマイ・タイムラインを普及し、主体的な避難行動により人命を守るため、小・中・高校生を対象としたマイ・タイムライン作成支援『新潟県マイ・タイムライン教室』の取組を実施しています。
「マイ・タイムライン」とは、洪水や土砂災害のような進行型災害が発生した際に、「いつ」、「何をするか」を整理した防災計画のことで、豪雨時に住民一人一人がとる防災行動を時系列に整理し、自ら考え命を守る避難行動のための一助とするものです。
上越地域振興局地域整備部では、このほど、上越市立稲田小学校において、4年生の皆さん43名を対象に「マイ・タイムライン教室」を行いました。
・日時 令和6年12月17日火曜日 9時15分~11時05分
・場所 上越市立稲田小学校(上越市稲田)
・内容 1.自分が住む地域の特徴とハザードマップを学ぶ 2.警戒レベルの意味や避難時の注意点を学び、マイ・タイムラインを仕上げる
○マイ・タイムライン教室の様子
ハザードマップの見方や警戒レベルの意味などについて学習しました。
2時間の学習成果を踏まえ、各班がマイ・タイムラインについて発表を行いました。
参加した児童の皆さんからは、「今日県の人達から聞いて水害の恐ろしさもしったので災害への意識がこれまでで一番高くなりました。」、「水害や土砂災害が起きそうになったら2階へ避難したりその場から離れることも知りました。災害は危険と思いました。」、「警戒レベルは5まであることが分かりました。マイタイムラインを勉強してできるだけ死者を減らしたい。」などの感想をいただきました。※児童の感想は原文のまま掲載しています。
新潟県では、今後も、一人一人が災害リスクを「我がこと」としてとらえられるよう、この「マイ・タイムライン教室」の取組を進めていきます。
「マイ・タイムライン教室」に関する相談は、下記問い合わせ先まで、お気軽にご連絡ください。