本文
Uターン職員インタビュー【新潟県立中央病院】
U・Iターン職員インタビュー
現在までの経歴を教えてください
高校を卒業後、栃木県の大学の看護学科に入学しました。卒業後は東京の総合病院で入職し、はじめは消化器科、次に整形外科に勤務したのですが、自分が看護師として何を目標として、どのような看護師になりたいのか、という部分が次第に曖昧になってきたように感じていたのです。それで3年で思い切って離職して、1年間オーストラリアに留学しました。
留学中にいろいろと考えた結果、地元に戻ることに決めて新潟県立中央病院に再入職させていただきました。ここでもはじめは整形外科に勤務していましたが、現在は救命救急センターで働かせてもらっています。
はじめにお勤めになった施設について、その施設を選ばれた理由を教えてください。
まず、様々な分野について学びたいと思っていたので、総合病院がいいと考えました。いくつか病院説明会に行った中で、教育システムが充実していたということと、看護部長の想いに共感できたという理由で入職を決めました。
当時も地元は大好きでしたが、自分の視野を広げるためには外に出ることも必要だと考えて、県外の施設を選びました。
Uターンを考え始めたきっかけを教えてください。
入職して3年くらいで、目標ややりがいが曖昧になってきたというのはお話ししたとおりですが、それに加えて、東京で働き、家族や地元から離れることで、そのありがたさを次第に強く感じるようになったことも大きな理由です。お世話になった地元で、自分が身に付けたことを少しでも還元できればと思って、新潟に戻ることを考え始めました。今も、もっと成長して還元できるようにならなければと思う毎日です。
Uターンするにあたって不安だったこと、また困ったことがあれば教えてください。
東京とは生活環境もかなり違いますし、当然職場の環境も変わるということで、その変化に対応できるかという不安は大きかったです。でも飛び込んでみると、新しい環境にも少しずつ慣れていくことができました。
新潟に帰ってきた年の冬が大雪だったのでかなり大変でしたが、ここで暮らしているからこそ、なおさら春が待ち遠しく、桜の花が楽しみなのだと思います。何事も考え方次第ですね。
Uターン先として、今の職場を選ばれた理由を教えてください。
この病院には家族全員入院した経験があり、幼い頃からお世話になっていました。愛着があったので、新潟に帰るならこの病院としか考えられませんでした。
戻ってきた時にちょうど求人があったので、迷わず応募しました。
Uターンをして、一番変わったこと、良かったことを教えてください。
ごはんを作って季節の味を楽しんだり、窓から季節の移ろいを感じたり、布団をベランダで干したり、当たり前のことを当たり前にできることが、とても幸せだと感じています。
家族が困った時にもすぐに助けてあげられるし、私が体調を崩した時は家族みんなが駆けつけてくれました。
将来の目標、夢を教えてください。
現在勤務している救命救急センターは、重症の患者様が多く、疾患も多岐に渡ります。難しさもありますが、やりがいも大きいと感じています。ここで経験を積みながら、将来的には集中ケア認定看護師資格を取り、重症度の高い患者様やその家族の皆様の、心身両面のサポートができるナースを目指したいと思っています。
Uターンを考えている皆さんへ、メッセージをお願いします。
皆さんが生まれ育った新潟で、地元の人たちのために働きませんか?
新潟も、新潟の人たちも、とても温かく私は大好きです。大好きな新潟で皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。