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株式会社ディー・オー・エス
パソコンやサーバー、ソフトウェアなどのIT資産を一元管理できるIT資産管理ソフト『SS1』を主力商品とし、2200社以上の幅広い企業にサービスを提供している株式会社ディー・オー・エス。新潟営業所の設立は主要取引先の新工場設立に伴い、2002年でした。システム開発はもちろん、お客様からのサポートデスクとしての機能を果たしているのが新潟営業所です。2019年には北陸新幹線・上越妙高駅のすぐ近くに事務所を移転。“IT業界で働く人ファースト”を掲げ、従業員が働きやすいオフィス環境を整えました。今回、インタビューをしたのは北陸ソリューション部部長で新潟営業所所長も兼任する今井充則さん。ご自身も10数年前に生まれ故郷である上越市にUターンし、現在は新潟営業所の社員たちを率いています。新潟県進出のきっかけから今後の展望までをお聞きしました。
目次
- 新潟営業所を設けた背景
- 働く現場の声
- 労使双方のメリット
- 企業と地域のこれから
新潟営業所を設けた背景
取引先の新潟進出に合わせて設立
IT企業のイメージを一新するためオフィスを大胆に変革
大阪市に本社を構える株式会社ディー・オー・エスが新潟県に進出したのは、今から18年前の2002年。そのきっかけは古くから取引のあった大手電機メーカーが、妙高市に新たな製造工場を建設したことでした。工場内の基幹システムを新たに構築し、それを運用・維持管理していくことになったため、それに合わせ上越エリアに新潟営業所を設立したのです。
「新潟営業所を開設したことをきっかけに、大手電機メーカーのシステムを構築していくなかで得たノウハウと技術を活かして、自社開発のIT資産管理ソフトを作り上げることができました。『SS1』というソフトは弊社の主力商品で、現在新潟営業所では全従業員の2/3の社員が『SS1』ソフトの一部であるセキュリティ機能の開発に携わったり、ご利用いただいているお客様からのコールセンターとしての機能を担ったりしています。そして1/3の社員が前述の大手電機メーカーに常駐して、サポート業務を行っています」(今井さん)
新潟営業所はそれまで上越市春日新田にオフィスを構えていましたが、2019年秋に同じく上越市内の上越妙高駅の西口近くに移転。内外装ともにリゾート地にあるペンションのような雰囲気になっており、オフィスとは思えないとてもユニークな職場環境が話題になりました。
「最近でこそ“地方で働く”という選択肢が当たり前になりつつありますが、どうしても我々の業界は人材が東京に集中しがちでした。加えてIT業界はまだまだ固いイメージがあり、残業ばかりしているように思われがちです。そういったイメージを払拭したいという気持ちが弊社社長にはあったため、働く人たちファーストの考えで、リラックスした職場環境の中で気持ちよく働いてもらえるように、新幹線の駅からも近い場所でペンションのようなオフィスを構えたのです」(今井さん)
株式会社ディー・オー・エス<外部リンク>
住所
ソリューション事業本部 北陸ソリューション部
上越市大和5-12-7
電話番号
Url
株式会社ディー・オー・エス
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