本文
フラー株式会社 | Page 2
目次
- 新潟本社と柏の葉本社の関係性
- 東京にはないもの
- コンテンツの宝庫、新潟
- 新潟県内での目指す立ち位置
東京にはないもの
老舗企業と共に持てる
新潟のために、という共通言語
新潟拠点時代からを数えると約3年。新潟県内の企業との仕事も増加する中で見えてきたものがあると渋谷さんは話します。
「新潟でビジネスをしている観点で見えてきたものが大きく2つあります。まず新潟は、“みんなで新潟をよくしよう”という志を持った集まりがちゃんとある。東京のIT企業の人が集まって東京を盛り上げようなんて会をしているなんて聞いたことありません。だけど新潟は違う。もちろん、人口減少や経済の衰退、若者の流出などさまざまな要因があると思いますが、新潟経済同友会<外部リンク>然り、にいがた創業支援プラットフォーム<外部リンク>然り、新潟をよくしようという団体があることが素晴らしいし、民間主体でやっていることを行政が支えるという座組みみたいのも出来上がってきていることがすごいなって思いました。また、サスティナビリティ(持続可能性)があると思いました。新潟は100年続く会社が多いっていわれますけど、本当にそうです。これは新潟の強みで武器になる可能性が高いと思っています。私が今、代表理事をさせていただいている、新潟ベンチャー協会<外部リンク>のコンセプトがこれに関係しています。コンセプトは2つあって、まずは僕らみたいな起業家、新規創業ベンチャーの創出です。もうひとつが新潟県内にある素晴らしい企業をデジタル化したり、新規事業展開を生み出したりと、既存の企業をもっと元気にしようというもの。ベンチャーは割とサスティナビリティが苦手な部分もあるので、長寿企業に学ぶ部分が多々あります。だから、この双方を掛け合わせたベンチャーサスティナビリティみたいなものができたら、新潟は世の中的にも本当に新しい産業経済モデルを作れるんじゃないかと思っています。そもそもITって単体では何も意味がないと思っていて、何かを掛け合わせることで、もっと便利になったり、もっと楽しくなったりするものです。イノベーション(新しい価値の創造)の核となってくるのが、全ては新潟のために、新潟を盛り上げようという共通の意識だと思うんです」
フラー株式会社<外部リンク>
住所
新潟本社
新潟県新潟市中央区笹口1丁目2 PLAKA2 NINNO
柏の葉本社
千葉県柏市若柴178番地4 柏の葉キャンパス148街区2 KOIL
Url
https://fuller-inc.com/<外部リンク>