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taneCREATIVE株式会社 | Page 4
目次
- 創業して感じた佐渡の利点
- ベンチャー企業が進出しやすい理由
- 創業・企業誘致支援チーム『NEXT佐渡』
- 今後の展望と佐渡の未来
今後の展望と佐渡の未来
目標は30社のベンチャー企業誘致
「起業の島」の実現に向けて勢いを加速させたい
最後に今後のビジョンと、榎さんが描く佐渡の未来について語ってくれました。
「引き続きクライアントとの関係性を強化し、技術者の会社として生き残れるよう、仕事の質を高めていきたいですね。そして、スタッフの成長やモチベーションアップのためにも、会社をできるだけパブリックなものにしていきたいと考えています」(榎さん)
将来的には東証への上場も視野に入れているという榎社長。自分たちのパフォーマンスをより磨き、成果に対してはスタッフにしっかりと還元できる会社運営を継続していきたいと力強く話してくれました。
佐渡を「起業の島」にしたい
続けて佐渡の未来についても言及してくれた榎さん。
「創業や企業誘致に関しても積極的に働きかけていきたいです。『NEXT佐渡』を通じて誘致・創業した企業が8社。1年に2、3社ずつ増やしていき、最終的に30社ぐらいになってほしいと思っています」(榎さん)
taneCREATIVE本社は、起業家を支援する民間のインキュベーションセンターとして機能していて、ほかに3社が入居。この春から第2弾のインキュベーションセンターも稼働が始まるとのこと。行政もこの流れをより加速させていくために、受け入れ態勢の整備に取り組んでいます。
「官民連携で情報交換や企業誘致、創業サポートを実施していければ、『起業の島』としての知名度は上がっていきます。人が集まり、仕事が回ることで、地域の活性化も期待できると思います」(榎さん)
NEXT佐渡の事務局でもあるtaneCREATIVEは、2019年に新潟県の民間スタートアップ拠点として、さらに佐渡市の企業コーディネーターにも認定されています。首都圏のベンチャー企業と佐渡をつなげる重要な役割を果たしているtaneCREATIVE。この先どのようにビジネスを展開していくのか、そして、官民が一体となって取り組むプロジェクトによって佐渡がどう変化していくのか。日本経済の中心である東京から300キロ以上離れた離島・佐渡の今後の動向に注目です。
taneCREATIVE株式会社<外部リンク>
住所
本社
新潟県佐渡市中興乙1427
電話
本社
0259-67-7572
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