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定例会議の開催状況:令和5年9月27日
開催日
令和5年9月27日(水)午後1時15分~午後2時55分
出席者
山田委員長、斎藤委員、櫻井委員、津野委員、和田委員
警務部長、生活安全部長、地域部長、刑事部長、交通部長、警備部長、情報通信部長、警察学校長、首席監察官、組織犯罪対策本部長
説明補助者
公安委員会事務室長、交通聴聞官、運転免許センターセンター長補佐
議題事項
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交通規制の実施について
警察本部から信号機の設置3件及び廃止5件について説明があり、審議の結果、原案どおり設置及び廃止することが決定した。 -
運転免許関係の意見聴取等について
警察本部から、運転免許取消対象事案12件について、事案内容及び意見聴取等結果の説明があり、審議の結果、取消し12件の行政処分を決定した。 -
警察職員等の援助要求に対する同意について
警察本部から、「石川県公安委員会から、第38回国民文化祭等に伴う警衛に万全を期すため、警察職員の援助要求があった。」旨の説明があり、審議の結果、同意することとした。
報告事項
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公安委員会宛て審査請求の受理について
警察本部から、公安委員会宛てに届いた運転免許取消処分に対する審査請求について報告があった。 -
少年院における非行防止教室の開催について
警察本部から、「10月10日、新潟少年学院において、在院者に対して非行防止教室を開催する。新潟少年学院においては初めての教室開催となる。」旨の報告があった。委員から、「新潟少年学院には特殊詐欺に関与していた少年もいるかと思うが、どのような点に着目した内容で行うのか。」旨の質問があり、警察本部から、「安易に闇バイトに手を出さないように、実録教養資料等を活用しながら広報啓発するほか、犯罪の入口となることが多いSNSに関する使い方についても広報を行う。」旨の説明があり、委員から、「少年らの闇バイト等への安易な加担を防ぐためには、詐欺のような財産犯と強盗では法定刑の重みが違うことを教養し、少年らが知識として身につけることも大切である。少年らには断れる勇気をもってもらいたいと思う。」旨の発言があった。
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警察版コミュニケーション支援ボード贈呈式の開催について
警察本部から、「県警察では、明治安田生命保険相互会社から、話し言葉によるコミュニケーションが困難な方(聴覚障害者、外国人など)のサポートツールとして「警察版コミュニケーション支援ボード」の寄付を受けることから、10月11日、警察本部において、贈呈式を開催する。」旨の報告があった。委員から、「寄付は何回目か。」旨の質問があり、警察本部から、「3回目であり、全国の警察に寄付されている。」旨の説明があった。さらに委員から、「これまでの活用状況はどうか。」旨の質問があり、警察本部から、「拾得物の取扱いや地理教示の際に活用されている。」旨の説明があり、委員から、「職員による支援ボードへの興味、活用が広がるように、活用事例を様々なツールを通じて職員に対して発信していただきたい。」旨の発言があった。
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令和5年8月末の犯罪情勢について
令和5年8月末の犯罪情勢について、警察本部から刑法犯及び特殊詐欺の概況について報告があった。委員から、「特殊詐欺の犯人が使用する電話は、どのような電話が多いのか。」旨の質問があり、警察本部から、「「050」から始まる電話番号の使用が多かったが、従前不要であった身分確認が必要となったことから、現在は「+」から始まる国際電話番号が多くなっている。その中で多いのはアメリカ合衆国の番号であるが、実際の発信場所や発信方法などは不明である。県内では8月までに国際電話番号による特殊詐欺は20件把握しているが、ほとんどが未遂にとどまっている。身に覚えのない国際電話には出ないように注意喚起を図り、特殊詐欺の被害防止に努めてまいりたい。」旨の説明があった。
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初任科第393期長期課程実務研修の実施について
警察本部から、「10月中に2期(1期5日間)に分けて、警察事象の多い新潟市内5署での交番における初任科第393期生(長期課程)の実務研修を実施する。」旨の報告があった。 -
事件の検挙について
警察本部から、
○ 新潟県新発田地域振興局農村整備部長らによる官製談合防止法違反・公契約関係競売入札妨害事件被疑者の検挙
について報告があった。
その他
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長岡市内の商業施設における殺人未遂について
警察本部から、長岡市内の商業施設における殺人未遂事件の発生及び被疑者の検挙について報告があった。 -
西蒲警察署協議会陪席結果について
委員から、「9月22日、西蒲警察署協議会に陪席した。8人のうち5人が3期5年目の委員で、本音で意見をいただき、活気のある会であった。1部は会議、2部は若手警察官との意見交換であった。会議では青少年を犯罪に加担させないための取組や自転車のヘルメットの着用率についてなど、多岐に渡る意見や質問があった。私からは、防犯活動や自転車のヘルメット着用促進は警察だけでできるものではなく、地域が警察と一体になって活動をしていく必要があることを伝え、そのような意味からも委員には、一市民として、忌憚のない意見を頂きたい旨をお願いした。2部では若手警察官と意見交換を行ったが、意欲あふれる姿を見て、激励の気持ちでいっぱいになった。」旨の報告があった。 -
県議会9月定例会について
警察本部から、「9月定例会が9月26日から始まった。質問が予想されることから、所要の準備を行い、適切に対応してまいりたい。」旨の報告があった。