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令和3年度小・中・特別支援学校等PTA指導者研修会【中越地区】

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0418442 更新日:2021年9月2日更新

令和3年度 小・中・特別支援学校等PTA指導者研修会を開催しました

はじめに

 PTA指導者としての資質の向上を図り、PTA活動の活性化につなげるための研修会です。

 少子高齢化や人間関係の希薄化に伴う地域コミュニティの変化、感動体験・直接体験の不足、価値観の多様化に加え、新型コロナウイルス感染症をはじめとする大規模な災害発生等、子どもたちを取り巻く環境がめまぐるしく変化しています。そのような状況の中、県の共通テーマ「学校と家庭、地域をつなぐPTA活動の工夫」に基づき、中越地区では、令和2年度優良PTA文部科学大臣表彰を受けた田上小学校PTAと枇杷島小学校PTAの実践発表と上越教育大学特任教授 佐藤 賢治 様の講演を研修内容としました。

 新型コロナウイルス感染症拡大のために、「ラ・ラ・ネット(新潟県生涯学習情報提供システム)」を活用したオンライン配信での動画視聴の研修会に変更して実施しました。ラ・ラ・ネット「令和3年度PTA指導者研修会」ページ

事業の概要

□参加対象  小学校、中学校、義務教育学校、中等教育学校、特別支援学校のPTA役員、教職員

       参加を希望する保護者

□開催方法  動画視聴による研修

□研修期間  7月9日(金曜日)から8月20日(金曜日)まで ※動画公開期間です。

□視聴内容  【あいさつ】 趣旨説明及び講師、実践発表校の紹介

           【実践発表】 <団体> 田上町立田上小学校PTA

                     <団体> 柏崎市立枇杷島小学校PTA

           【講   演】 <演題> 「子どもと共に育つ親」

                        <講師> 上越教育大学 修士課程 学校教育専攻

                              教職キャリア支援コース  特任教授 佐藤 賢治 様

主な内容

 田上小学校PTAは、学校・家庭・地域の揺るぎない連携によりPTA役員の負担軽減のためにみんなで支え合いながら取り組んだ活動の成果を、枇杷島小学校PTAは、親子でノーメディアチャレンジや夏休みプール開放の再開を契機としたPTA組織力向上等の取組をそれぞれ発表しました。

 講演は、「良くも悪くも親次第」とういオープニングから始まり「褒める・叱る」「発達障害」「学力と成長」「食」の5つのテーマに沿った内容でした。

参加者アンケートから

 研修動画視聴後、 各単位PTA代表者1名から、オンライン上でアンケートに回答 していただきました。事前申込みPTA数「285」に対して、回答PTA数「139(143名)」でした。事前申込み数からの回収率は48.8%です。主なアンケート結果については、次の通りです。

1 アンケートグラフ 

(1)回答者                    (2)参加回数について

PTA参加者PTA参加回数

(3)実践発表について               (4)講義について

PTA実践発表PTA講義

(5)研修内容                   (6)開催方法

PTA研修内容PTA開催方法

(7)今後に生かしたいこと(複数回答)

PTA今後に生かしたいこと

(8)さらに学びたい内容(複数回答)

PTAさらに学びたい内容

2 まとめとして

 アンケートによると、実践発表では99.3%、講義では98.6%、研修内容では100.0%が肯定的な評価でした。

 実践発表では、「子どもの成長には、親、学校、地域が密接に関係していくことがとても大事なのだと分かった」「本当に必要な活動を見極め、必要のないものは廃止し、足りないものは取り入れていきたいが、そのためには、役員一人一人が主体性をもつことや議論する場をもたなければいけない」「実践発表と同じような活動に取り組んでおり、自信になった」「実践発表のような取組は、少子過疎化により実現が難しい」「PTA活動が保護者の負担にならないよう、保護者、先生、子ども達、地域で今一度必要性を話し合いたい」という感想がありました。

 講義では、「身近な具体的な事例を紹介するなど、分かりやすい講義内容だった」「子どもの成長には、親の関わりが重要であることが心に染みた」「『子どもと共に育つ』という意味を深く知ることができた」「当たり前であるがために、日頃の生活では忘れがちで大切な内容である」「まわりの人に伝えて、より良い子育てにつなげたい」という感想がありました。

 オンラインでの開催方法については、94.0%が肯定的な評価でした。

 メリットとして、「参加者の都合に合わせて視聴できる」「繰り返し視聴できる」「誰でも視聴できる」という意見が多くありました。デメリットとして、参加者個々の通信端末の機能やインターネット環境によって「スムーズな視聴ができなかった」という意見がありました。また、「参加者同士の情報交換や協議ができない」「講義等は、動画でなく直接聞きたかった」という意見がありました。

 

資料

学校種別参加申込み状況一覧

種別 対象PTA 申込みPTA 申込み率 申込み数 男性 女性
小学校 182校 180校 98.90% 181名 124名 57名
中学校 88校 87校 98.86% 87名 61名 26名
中等教育学校 3校 3校 100.00% 3名 2名 1名
義務教育学校 1校 1校 100.00% 1名 1名 0名
小中一緒のPTA 3校 3校 100.00% 3名 2名 1名
特別支援学校 11校 11校 100.00% 11 2名 9名
288校 285校 98.96% 286名 192名 94名

 

 

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