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ほ場整備事業により農業者の所得向上を図るためには、農地の集積・集約化や大区画化による規模拡大や生産コストの低減に加えて、園芸導入による経営の複合化等について定めた、地区の営農プランの着実な実践が必要です。
このたび、ほ場整備事業の新規着工要望地区等を対象に、水田での園芸導入・拡大に向けた排水対策の研修を行うとともに、新規着工要望地区の代表者による営農プランの発表や意見交換を行い、各地区の課題を関係機関と共有するため、営農プラン意見交換会を開催しました。
当日は、ほ場整備地区に関わる農業者や関係機関・団体の担当者を中心に多くの方から参加をいただくとともに、終了後に行ったアンケートでは、地域農業応援団や園芸の取組を支援する法人の設立など人材確保についての取組が参考になったなどの意見が寄せられました。
今後も、ほ場整備地区の営農プランの実践に向け、関係機関・団体とともに支援してまいります。
新潟県経営体育成農地集積促進協議会
水土里ネットにいがた(新潟県土地改良事業団体連合会)
新潟県(農地部、農林水産部、農林・農地調整会議)
令和6年1月12日金曜日 第1部 午前10時00分~午前11時30分 参加人数:385人(web参加含む)
第2部 午後12時50分~午後16時00分 参加人数:277人
[第1部] 水田転換畑に向けた排水対策研修会
(1)「稲・麦・大豆・園芸の効率的な輪作体系実現に向けた土壌物理性の改善について(排水対策)」
(スガノ農機株式会社様)
(2)「水田での野菜栽培の排水対策」(農林水産部 経営普及課)
[第2部] ほ場整備地区営農プラン意見交換会
〇 営農プランの発表
・令和6年度新規着工要望の計12地区のうち、代表5地区から営農プランの概要について発表
(地区の概要、担い手育成の計画、園芸作物導入計画、営農プラン実現に向けて取り組んでいること等を発表)
・継続地区の事例発表(1地区)
(糸魚川地域における継続地区の園芸作物に関する取組や状況等についての発表)
〇 意見交換(6地区)
・「栽培技術、担い手確保、地域の合意形成」をテーマに、参加した農業者、関係機関で意見交換
・各地区の発表や意見交換の内容に対して、新潟食料農業大学青山准教授から講評
土壌物理性の改善に関する研修 水田での排水対策に関する研修
営農プランの発表 ほ場整備実施中の地区の事例発表
水田での園芸導入に関するパネル展示 営農プラン発表者との意見交換