ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ

本文

【地域の普及活動】柏崎農業普及指導センターの取り組みを紹介します

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0494124 更新日:2025年4月17日更新

柏崎農業普及指導センターの取り組みを紹介します

若手農業者の活動を支援しています!

 柏崎農業普及指導センターでは、次世代を担う農業者を確保・育成する取り組みとして、Yes 農クラブの活動支援を行っています。

 Yes 農クラブは柏崎・刈羽地域の若手農業者が集う4Hクラブで、現在、10人の会員で構成されています。令和6年度は、「地域住民の地元農業への関心向上のためイベントでの農産物販売」と「クラブ員の販売力向上のための資格取得の勉強」に力を入れて取り組みました。また、2月28日には県内各地域の若手農業者が自ら感じている課題と解決のための取組を発表する青年農業者意見発表会が開催され、Yes農クラブからはピーチビレッジファーム株式会社の安達慶太さんが参加しました。

 

画像①_青年農業者意見発表会
​青年農業者意見発表会

 

画像②_かしわざき秋の収穫祭の様子
​かしわざき秋の収穫祭の様子

 

※4Hクラブ(農業青年クラブ)とは
4Hクラブは、農業の改良と生活の改善に役立つ腕(Hand)、科学的に物事をとらえることのできる頭(Head)、誠実で友情にとむ心(Heart)、楽しく暮らし、元気で働くための健康(Health)、これら4つのHを信条として掲げ、20~30代の若い農業者を中心に、プロジェクト活動、仲間づくりや地域交流などに取り組んでいる組織です。

2025年4月
小野里 歩

じょんのび鶏、今年度も大きく育ちました

 柏崎市高柳(たかやなぎ)地域で複合経営を営む鈴木貴良(きよし)さんは、高柳産のエサを給与した「じょんのび鶏」雄約100羽を今年度も6月から飼い始めました。

 

画像①_入雛時の飲水と体重測定
​入雛時の飲水と体重測定

 

 普及センターは、成育状況の確認と出荷時期を見極めるため2週間おきに体重測定を行ない、ワクチン投与の支援もしています。

 

画像②_出荷間近の体重測定
​出荷間近の体重測定

 

 今夏も猛暑で一時増体が落ちました(体重が増えなくなった)が、その後涼しくなったため回復(太るようになる)し、平均体重3,087グラムで出荷することができました。このじょんのび鶏は、道の駅じょんのびの里にある「囲炉裏ダイニング銀兵衛(ぎんべえ)」で食べることができます。

2025年1月
佐野 智子

ドローンで高濃度窒素液肥 散布!

 柏崎地域では、昨年の梅雨明け後の高温により、過去に例のない米の品質低下となりました。穂肥をしたくても、暑くて作業ができなかった農業者も大勢おり、穂肥をしなかった場合の品質・収量確保が課題となっていました。

 そこで、今年8月1日早朝に、ドローンによる高濃度窒素液肥の施肥実証試験を行いました。

 

ドローンによる高濃度液肥(穂肥)の散布の様子
​ドローンによる高濃度液肥(穂肥)散布の様子

 

 水稲の出穂10日前に施肥する予定だったので、JAのLINEで施肥場所と施肥日時を事前に周知したところ、ドローンによる穂肥散布に興味のある農業者が見学に来て、有意義な施肥実証となりました。今後は、省力・軽労化で米の品質・収量を確保できそうです。

2024年10月
田中 文浩

 

雪国育ちのたまねぎが収穫を迎えました

 柏崎地域では、稲作経営者への園芸導入品目の一つとして、たまねぎの生産拡大に取組んでいます。

 雪国のたまねぎ栽培は、前年8月に種子を播き、10月に植付けをします。その後、雪の下でじっと春を待ち、ようやく6月に収穫を迎えます。

 

画像_収穫量確認の調査を行う様子
収穫量確認の調査を行う様子


 栽培取組当初は、苦労して育てた生育途中のたまねぎが雪の下で腐り、消えたこともありました。

 今では、生産者と関係機関が一体となって取り組み続けた生産技術の改善と努力により、冬を越えられるようになりました。

 厳しい雪国の冬を力強く乗り越えた “新たまねぎ”。お店で見かけた折には、ぜひご賞味ください。

 

画像_JAのたまねぎ直売所(刈羽村)
​JAのたまねぎ直売所(刈羽村)

2024年7月
児玉 恒子

 

 

 

地域の普及活動へ戻る

<外部リンク> 県公式SNS一覧へ