本文
【地域の普及活動】柏崎農業普及指導センターの取り組みを紹介します
柏崎農業普及指導センターの取り組みを紹介します
ドローンで高濃度窒素液肥 散布!
柏崎地域では、昨年の梅雨明け後の高温により、過去に例のない米の品質低下となりました。穂肥をしたくても、暑くて作業ができなかった農業者も大勢おり、穂肥をしなかった場合の品質・収量確保が課題となっていました。
そこで、今年8月1日早朝に、ドローンによる高濃度窒素液肥の施肥実証試験を行いました。
ドローンによる高濃度液肥(穂肥)散布の様子
水稲の出穂10日前に施肥する予定だったので、JAのLINEで施肥場所と施肥日時を事前に周知したところ、ドローンによる穂肥散布に興味のある農業者が見学に来て、有意義な施肥実証となりました。今後は、省力・軽労化で米の品質・収量を確保できそうです。
2024年10月
田中 文浩
雪国育ちのたまねぎが収穫を迎えました
柏崎地域では、稲作経営者への園芸導入品目の一つとして、たまねぎの生産拡大に取組んでいます。
雪国のたまねぎ栽培は、前年8月に種子を播き、10月に植付けをします。その後、雪の下でじっと春を待ち、ようやく6月に収穫を迎えます。
収穫量確認の調査を行う様子
栽培取組当初は、苦労して育てた生育途中のたまねぎが雪の下で腐り、消えたこともありました。
今では、生産者と関係機関が一体となって取り組み続けた生産技術の改善と努力により、冬を越えられるようになりました。
厳しい雪国の冬を力強く乗り越えた “新たまねぎ”。お店で見かけた折には、ぜひご賞味ください。
JAのたまねぎ直売所(刈羽村)
2024年7月
児玉 恒子
4Hクラブ「Yes 農クラブ」の取り組みについて
柏崎農業普及指導センターでは、次世代を担う農業者を確保・育成する取り組みとして、4Hクラブ「Yes 農クラブ」への支援を行っています。
クラブのプロジェクト活動では、地元農業への関心向上のためイベントでの農家紹介カード展示、カリフラワーの試験栽培などを行っています。
2023年11月30日から12月1日に上越市で開催された北陸ブロック農業青年会議(新潟大会)では、江部 楓さんが新潟県を代表して意見発表を行いました。「農業仲間で地域を盛り上げたい」という内容で、優秀賞を受賞することができました。
北陸ブロック農業青年会議授賞式の様子(写真左が江部さん)
2024年2月
佐藤 秀明
▼4Hクラブ(農業青年クラブ)について
若い農業者が中心となり、農業経営をしていくうえでの身近な課題の解決方法を検討したり、より良い技術を検討するためのプロジェクト活動を中心に、消費者や他クラブとの交流、地域ボランティア活動を行っている組織です。
4Hとは、農業の改良と生活の改善に役立つ腕(Hands)を磨き、科学的に物を考えることのできる頭(Head)の訓練をし、誠実で友情に富む心(Heart)を培い、楽しく暮らし、元気で働くための健康(Health)を増進するという、同クラブの4つの信条の頭文字を総称したものです。
(農林水産省ホームページより一部抜粋)
多くの来場者でにぎわう「かしわざき秋の収穫祭」で地域農業をPR!
10月22日(日)に「第6回かしわざき秋の収穫祭」が開催されました。柏崎農業振興部では地域農業のPRブースを設置し、パネル展示やクイズラリー等を通じて柏崎地域の農業への理解を深めてもらいました。
また、農業者が組織する「柏崎地消地産研究会」と関係機関がメンバーとなった「全日本おむすび選手権実行委員会」による葉月みのり等を使った食べ比べセットの販売や食レポイベントの開催、柏崎地域の4Hクラブ「Yes農クラブ」のブース運営のサポートを行い、当日は14,000人の来場者でにぎわいました。
地域農業のPRブースの様子
「全日本おむすび選手権実行委員会」ブースの様子
2023年11月
石井 勝博
▼4Hクラブ(農業青年クラブ)について
若い農業者が中心となり、農業経営をしていくうえでの身近な課題の解決方法を検討したり、より良い技術を検討するためのプロジェクト活動を中心に、消費者や他クラブとの交流、地域ボランティア活動を行っている組織です。
4Hとは、農業の改良と生活の改善に役立つ腕(Hands)を磨き、科学的に物を考えることのできる頭(Head)の訓練をし、誠実で友情に富む心(Heart)を培い、楽しく暮らし、元気で働くための健康(Health)を増進するという、同クラブの4つの信条の頭文字を総称したものです。
(農林水産省ホームページより一部抜粋)