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【地域の普及活動】十日町農業普及指導センターの取り組みを紹介します

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0494118 更新日:2024年12月19日更新

十日町農業普及指導センターの取り組みを紹介します

農業女性リーダーの育成に向けて

 普及指導センターは、女性農業者の活動を支援しています。その一環として、11月12日には農業女性リーダーの育成に向けた「女性農業者視察研修会」を開催し、小千谷地域の食育活動で活躍する女性を視察しました。また同日、スマート農業機器の体験研修も行いました。

 

画像_女性農業者視察研修会でのドローン体験研修の様子
​女性農業者視察研修会でのドローン体験研修の様子

 

 参加者は、普段は触れることの少ないドローンの操作を実際に体験し、楽しみながらスマート農業機器の理解を深めていました。

2024年12月
椛澤 桃子

ユリ切り花産地の維持に向けて

 今年度採用された花き担当の斎藤 季実果です。

 十日町地域では、ユリ切り花の生産が盛んに行われており、津南町(つなんまち)では「雪美人(ゆきびじん)」、十日町市では「雪華美(ゆきはなび)」というブランドで出荷され、市場から高い評価を得ています。

 高品質なユリ切り花の生産を続けていくため、現在、農業者の協力を得ながら、生産コストを抑えるための新技術の導入実証を行っています。

 

画像_生育調査の様子
生育調査の様子

 

 先輩や農業者の方々から日々学び、一日でも早く地域の農業の発展に貢献できる普及指導員になれるよう、精進していきます。

2024年9月
斎藤 季実果

 

普及指導員とは
農業者の皆さんに直接接して、農業技術の指導を行ったり、経営の相談に応じたり、農業に関する情報を提供したりすることを専門としている県の職員です。

 

十日町市松之山川手地区で花ハス栽培が始まりました

 新潟県では、令和2年度からビレッジプラン2030に取り組んでいます。これは、中山間地域において複数集落からなる地区を対象に、人口の取り戻し活動を視野に入れながら、集落機能及び営農体制の維持に向け、将来プランの策定とその実践を支援する活動です。
 当普及センターでは、この活動を管内5地区で取り組み、川手地区は取組5年目になります。活動3年目には活動母体となる川手地域づくり協議会も設立されました。その川手地区では、将来プランの実践に向け、新たに花ハスの栽培が始まりました。去る5月17日には、川手地区住民と関係者で花ハス用の種レンコンの掘り取りを行った後、休耕田5か所に種レンコンを植えました。

画像_種レンコンの掘り取り
種レンコンの掘り取りをする様子

 

植え付け作業1
植え付け作業2
植え付け作業をする様子


 来年の7月から8月には花ハスを収穫し、市場や地区の直売所での出荷・販売を予定しています。
普及センターでは、引き続き、関係機関とともに、魅力あふれる中山間地域を次の世代へとつないでいく取組の支援を行っていきます。

2024年6月
中村 正安

雪解け後萌芽が始まる、十日町市・津南町産「アスパラガス」の生産振興に取り組む活動を紹介します!

 十日町地域では、春どりを中心とした「アスパラガス」が、苗場山麓(なえばさんろく)開発畑など河岸段丘に広がる台地等で35ヘクタール余り栽培され、県内有数の産地となっています。

 普及センターでは、関係機関・団体と連携し、栽培技術向上研修会や毎年秋に株養成実態調査を行うなど、高位安定生産に向けた普及活動を行っています。

 令和5年度は、新しく栽培を始めた若手生産者等に、株を健全に育てる技術や病害虫対策などを習得してもらうため、現地研修会を2回実施しました。

 

現地研修会(6月)
現地研修会(6月)

 

株養成実態調査(10月)
株養成実態調査(10月)

 

 現地で掘り取った地下茎を使いながらアスパラガスの生態を説明すると、生産者は興味深そうに養分を蓄えた根の状態を指で触って確認したり、質問するなど熱心に受講されていました。その結果、参加された生産者の方々は、秋の刈取りまで良好なほ場管理を実施されました。

 5月には本格的に出荷を迎えるみずみずしい「アスパラガス」を、たくさんの人に味わっていただきたいです。

2024年4月
中村 敏子

 

 

 

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